* たいよう暦*
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ずーっと扁桃腺は私にはひとつしかないんだ、って思っていた小学校の頃。 私はノドが弱くて、よく風邪をひいた。 「私は扁桃腺がひとつしかないから、仕方ないんだ」 なんて、ずーっと思っていた。 そのノドの弱かった頃、よくもらった薬は「咳止めシロップ」。 あまーくて、ほろにがーくて、チョコレートみたいな味がした茶色のシロップは、そのへんのおやつよりおいしく感じて「もっと」と言って叱られたこともある。
「扁桃腺左」じゃなくて、ほんとは「扁桃腺肥大」が正しい(!)と知った時ぐらいには、ずいぶんノドも強くなり、寝込むほどの風邪をひく数は随分へった。むろん、薬を飲む機会もがくんと減った。
今日は、ごほごほ咳き込みながら、何年ぶりかで咳止めシロップを飲みました。 咳止めシロップ。 やっぱり・・・いくつになっても、おいしいな。 あまい。
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