希望の日記

2006年02月26日(日) モラルハラスメント

 昨日はイルゴイエンヌ女史のモラハラの講演会に行って来た。すごく良くわかった。結局日本では放置されている。じきに日本でも取締りの対象になるだろう。職場の暴力。学校でも暴力があった。いじめという精神的暴力。私は社会の中でどうしても暴力を誘発するらしい。逃げるか戦うかしかないと気付いた。会社で昼休みに寛いでいたとき、あのキチガイが私に暴力を振るおうとした。私は暴力が嫌いだ。家庭でも暴力があった。姉による精神的虐待。言葉の暴力。あいつは頭がおかしかった。応急処置として暴力は有効である。というか唯一即効性のある正しい対処法である。他のより穏便な手段に頼る暇のないとき、それだけが選ぶべき手段である。それができない私は暴力の被害にあった。父は暴力を憎んだ。それは正しい。でもその結果、悪をのさばらせ、私に苦しみを与えた。
 暴力は普遍的である。近代においても中世においても古代においても。古今東西を通じて。
 だんだん正常化している。休めばやっぱり正常化してくる。私は勝利した。私は勝利した。当たり前のことだ。人生とは勝利だ。勝利とは自分の価値を証明することだ。私はもう自分の価値を証明する必要はない。
 私は女に愛情を余り感じない。女はそれに不満を感じ、絡んでくる。私はぴしゃりとはねつけられず、あいまいな態度を取る。女はますます攻撃的になる。これが私と女がうまく行かない理由だ。ハムレットみたいなものだ。女に尼寺に行けといってしまうタイプ。何様だ。いずれにしろとりあえずあのグループに戻るべきでない。結果はいくらなんでも目に見えている。処罰までは要求しない。彼らに問題を解決する能力はない。あのキチガイが来る前までは私は一応仕事はやっていた。hとkが来る前までは。でも今はあいつらがいるだけで脳が凍りつき、体がいうことを利かなくなる。こんな状態であのグループに残り続けるのは狂気の沙汰だ。健全な暴力は身を守るために最も即効性のあるお勧めの方法だ。とりわけたちの悪い犯罪者体質の奴らの中では。
 私はやっぱり暴力は苦手だ。でも日本人は世界的に見ても暴力的な国民だ。南京大虐殺を見ればわかる。あるいは慰安婦問題、他のアジア諸国での蛮行。国内ではほぼ完全に暴力はコントロールされているがだからといって暴力的でないというのではない。常に暴力的である。暴力的な奴は薄気味悪い。体育会系の奴は露骨に暴力的である。アート系の奴も別の仕方で暴力的である。私はアートによって暴力を満たすことができると考えている。
 悪は良くない。人に悪をなすことは良くない。決してしないと誓った。生涯、善行のみを行うと。普通の人間になるとは簡単に自分に向けられる、あるいはその可能性のある暴力から身を守れることだ。この世に暴力など存在しないかのようなかまととな態度は最も墓穴を掘る。また暴力が存在することを告発するような言動も同様だ。お前には性器があるという指摘と同じことだ。だからどうしたという話だ。
 暴力に対しても中道を取るべきではないか。謙抑的ではあっても自分の身を守るための最小限の力の行使は断固としてためらわない。それができなかったからここまでずるずる来たのだ。私だって健康に生き、働きたい。自己実現もしたいし、お金も欲しい。会社に行けず、給料ももらえず、働けない今の状態がいいわけがない。それが嬉しいと思える自分の今の状態の悪さ。体に戻ればどの程度暴力的であればよいかいつ暴力的であればよいかたちどころにわかる。
 ああ、人生無駄にした。暴力や悪を誘発するようなことばかりやっていてそのことの繰言をいつまでも言って貴重な人生を空費する。幸せになりたくないと固く誓っているとしか思えない。兄弟は私の幸せを激しく憎んだ。気の弱い私は幸せになることが恐くなってしまったのだ。これからは人生を大いに楽しむこと、勝ちある建設的なことに打ち込むこと。例えば仕事、例えば小説。この二つだけ考えて生きよう。ほかの事を考える暇のある人間なんかこの世にいない。
 私の姉は私にモラハラをやっていたことに気付いた。あいつの言葉に傷つけられたことは数知れない。あれで女が嫌いになった。あいつはどういうわけか激しく私を嫌っていて、決して愛情のある態度を取ったことはなかった。それだけで十分モラハラなのだが本人は気付いていない。私は家族からも学校でも心を閉ざすようになった。私は家庭内暴力に走った。言葉で人を傷つけることは暴力を振るうことと同じだと確信したからだ。それで漸く精神的平衡を保っていた。
 私がこの会社に入ったときの上司は紛れもないモラハラ野郎だった。面接のとき既に気付いていたのだが、度重なる失業で自信も誇りも失っていた私はその男にすがり付いてしまった。結果は案の定、というより、想像をはるかに上回るほどひどい目に遭った。
 今は去年のeg以来、異常に興奮しやすい状態になっている。瞳孔が開きっぱなしみたいに過敏状態になっている。人に悪いことをしてはいけない。職場でのモラハラも結局私が無意識のうちに入社したときにやられたことをやっていたのをまねしただけだと思う。戦うか逃げるかみたいな状況に置かれている。ずっと以前から。


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