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泣きながら目を覚ました朝は


背反するキモチが、想いの内側で並んでいる。
ある、とない。
黒、と白。
降る花びらと身じろぎもせず立ちつくす翠葉。
哀しいほど温かな夢。
仄か、懐かしい幻に触れた朝は。
すっかり……。
自分を見失ってしまう。
もう大丈夫、私は私自身をごまかしながら、でも。
上手く演じていけると思っていたのに。
小さな綻びから薄墨のセカイが広がる。


ドクンと脈打つ自分の鼓動に怯えるだなんて。
きっと。
一日中。
時間を持て余しているからだろう……、な。
ココロの安定を保つためにも。
ぎりぎりで働いてなきゃ。
でないと。
相方さまや同居人達にも。
またまた迷惑かけてしまうし。


曖昧で透明な私。
鋭くてキレイな理想。
粟立つ現実、そしてぼやけていく逃避。
オトナという成熟に。
久しぶり。
俯いてしまったような。





↑向き合わなくっちゃいけない現実

2008年02月18日(月)




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