モノゴトってのは。 受け取る側の、想いひとつで。 どんな風にも変わっていくんだろうな。
このところ。 そんなことを考えております。
朝早く起きて、ベランダの花に水をあげようとして、ふと、柔らかな空気に触れた時。 日中、窓からうんと遠いオフィスの席にいて。 何気に遠くを眺めて、暖かな陽射しに気づいた時。 また。 高層ビルにある職場の。 空に近い休憩室で。 窓ガラスにぶつかるように降る雨と、もやに包まれた彼方の街を。 視界のずっと先にとらえた時。 夜の帳が降りて、一日の終わりを迎える頃。 疲れた足をなだめなだめ、家路を急ぎながら。 す〜っと。 冷たい息で掌を慰めた時。
ハッと。
目が覚める勢いで。 リアルな現実(いま)。 イヤな感じではない、の。 むしろ。 満ち足りているっていうか、ほんわりと、優しくなれる。 すごくいい気分。 何だろう? こんなキモチになるのって。
毎日、ホント忙しくて。 でも、もっともっと働かなくっちゃイケなくて。
ヤだな。 後からドン!っと。 落とし穴に転落……。 ってなことになんないよう。 いつも心しておかなきゃ、ね。
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