きっぱりとした、蒼、でした。 今日の空。 雨上がりの、キレイな天。 風はまだ冬の色を纏っていたけれど。 陽射しに誘われて。 ぶらぶら、ぶらぶら。 相方さまと。 ゆっくり、ぶらぶら……。
空、ばかり見上げていた遠い過去。 あわあわと、途方もない夢物語や。 ゆるりとした時間をまだ、手の中に握りしめていたあの頃。 大人になって。 そして。 いろんなことに追われて、忘れて。 そこに、空が、ある、ってこと。 すっかり流してたような。 久しぶりに見上げる天上は。 清さも汚れも、いいもわるいも。 キレイに包み込んで。 洗われる、とは。 まさにこういうことなのだな、と。 いうことに気がついた、いち日でした。
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