甘えんぼうの、シキ。 アタシ、絶対イヌ派で、 ずっと。 ネコの可愛さに気がつかなかった。 シキに、出会うまで、は。 シキは、ボンベイってハイブリットキャット。 らしい。 でもそんなこと、全然知らなくて、ペットショップで売れ残っていたカレを。 同居人のゆきのがどうしても気になって仕方なかったらしく。 珍しい種のネコだから、売れ残ってても相当高かったのだけれど。 ゆきのは貯金を全てはたいて、カレを連れ帰ってきたのです。

 

ところが。 シキを連れ帰ったトキにはすでに。 オトナになってても、ちみっこメソメソ犬のすももが……。 イヌは個体差があるけれど、ネコはほぼナイんですってネ で、もうウチへきたトキには4キロ近くあったシキ。 売れ残ったっていっても、まだ半年のコネコなんだけど ンでも、体重1.3キロのすももにとっては、も、絶叫マシーン。 シキは遊んで欲しくて手をだすのに(爪はださないのです)。 ちょっとひっかかると、すももはとんでもナイことに……。 仕方ないので。 昼間、シキは二段になっているサークル生活をし。 夜、アタシの部屋へすもものサークルを移動させてきたら。 それから朝までずっと。 シキ、タイム。 すももとシキ。 ONとOFF。
ああ、でもいち度は絶対に。 そんな甘〜〜ぃトキを過ごしてみたい
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