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I wish you


キミへ


クズとかカスとかまして
オブツだなんて
キミがいち番慈しまなくてはいけないジブンを
そんなふうに
グシャリとしたコトノハで……
傷が、ね
キミのあちらこちら
滲んでいるのは、苦しいココロ?
アタシは
キミを見守ることしかできないけれど
キミの苦しみを
変わってあげられるならそうしたいけれど
でも
アタシはアタシで
キミはキミだから
アタシ、が
どんなにキミを大切に想っても
キミのその
叫びにも似た痛みを
貰ってあげられないんだよ
アタシはね
そのことが辛い
も、
アタシに余命がついたことよりも、辛い
キミが中学生のトキ
これ以上ガッコへ行けない、と
以来、いち日も出校することなく
7年あまりの年月を
イエに籠もりながらも
ジブンの進むべきミチをずっと
探していたこと、
アタシはね
本当に凄いって想っているんだよ
自慢なんだよ
アタシが14歳のコロなんて
ガッコへ行かない、なんてジブンからの選択
思いつきもしなかったもの
キミには無限大の可能性
ずっとずっとずっとずっとずっと
先のない向こうにまで
広がっているんだよ
キミが生まれたトキ
アタシの目の前に突然
菜の花畠が広がって
季節はぜんぜん違うのに
でも
キミのイメージは菜の花
花言葉とはかけ離れたシャイなキミなのに、
笑ってしまうね
キミがここを見ることはナイけれど
キミに伝えたいよ
キミはキミなんだよ
それだけで抱えきれないほどのシアワセを
アタシに与えてくれるんだよ
きっとキミは
もう気付いているよね?
でも
どうしてもジブンを愛する勇気、でないんだよね?
アタシがどれだけの愛をキミに注いでも
やっぱり
キミがキミを愛さなくては
多分
ココロは満たされないんだと、
アタシは想うんだ



大切な、大切なキミ
もうこれ以上キミのキモチから痛い想いが
流れださぬよう
アタシは祈る
祈ることしか
できず
情けないオヤで、ゴメン
でも祈る
一生懸命、祈るから……


















少し前。
お風呂の湯船につかりながら。
アタシだけのバラが欲しい、と。
刹那、想い。
お風呂を飛びだして。
バラを求めた夜。
そのバラは不良品とのことで。
廃棄される予定のバラだった、らしい。
でもアタシには。
そのバラこそが。
アタシだけの一輪のように想えて。
お願いして売って貰った。
そのトキ、バラには蕾がいくつかついていたけれど。
なぜか咲かぬまま。
茶色く変色し、萎んでいく。
仕方ないから。
全て切り落として。
バラの手入れ法を手探りで調べながら。
そうしたら。
すっくと一本の蕾がついて。
今日の夕方。
ベランダから部屋へ移そうと……。
みたら蕾が。
恥ずかしそうに。
開き始めていて。
じわん、と。
ナミダ。
バカみたく、泣けてきて。
慌ててテッシュでハナをふきふき。
記念にパシャリ。
今度はね。
ちゃんとカオを見せてネ








やっとひと蕾








明日はとても温かい、とのこと。
可愛らしい笑顔。
見せて下さいナ





↑パクリっぽいネ



2009年04月21日(火)




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