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流星夜


海、と聞いたら。
アタシの脳裏に浮かぶのは太平洋の外海。
育った街から車で少し行けば、太平洋の内海に行けたのだけれど。
も少し車を走らせれば、おっきなおっきな外海。
よく親友のUチャンと行ったっけなあ。
心に響くような海鳴りが好きだった。
浜辺に打ち寄せる波頭は、上等なクリームのようにきめ細かで。
さくさく、と。
砂を踏む音を聞くことが大好きだった。
なによりも。
外海を前にして。
ジブンのちっぽけさに唖然とし。
なにもかも。
悩んでいることがばかばかしくなること、それが。
あの頃のアタシには大切だった。


星、は本当に好きで。
高校生の時、選択科目で地学を選び、その時の先生の教えでもっともっと好きになり。
今、部屋には星に関する本で一杯なほど。
大きな天体望遠鏡も。
いつかは欲しいと思ったけれど。
今に思えば。
遠くから眺めているからこそ、ロマンも生まれるのかな? なんて。
一昨日と昨日。
ペルセウス座流星群のピーク。
見ることは叶わなかったので。
ではちょこっとしたワンシーンをば、と。
「ハート・スプラッシュ」の直と伸吾(俊介でないところが……)。
ふたりを登場させてみました。
この話を書いている時。
案外、直には伸吾と上手くいくよう、お願いします的なメールを何通か頂き。
俊介よりも人気度が高かった伸吾です。
アタシ自身、ジブンの愛する「ドクタ・ペッパー」を。
伸吾に、ドクペ推奨委員長など命名するところ。
伸吾に肩入れしています(笑)


更新の少ないサイトで。
久々の更新(とは言えないよね)が。
完結済みのショートとは……。
けれど、けれど。
最近、この暑さには閉口していますが、キモチ的にはひとつ抜けたような感覚。
後ひと月もすればきっと。
エアコンなしでも涼しくなって。
「初恋Rainbow」の続き、書ける気がするのです。
あっという間に、寒くてダウンってな日が来るような、恐ろしい予想もつきますが……、ね。

2011年08月15日(月)




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