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もう一度、始めなくては


この頃。
寒いということもあるのだけれど。
日がな一日眠っているような気がする。
半日は確実に、眠っている。
薬が少し強い成分に変わったせいもあるのかもしれないけれど。
こうして少しずつ眠る時間が延びていき、最後にはそれが永遠になるのかな? と思えてしまうほど。
すもも、も。
年齢を重ねて寝ている時間がとても長くなった。
仔犬の頃のように鞠みたく跳ね飛んで遊んだり、引っ張りごっこしようと誘ったり、そんなこともなくなった。
ただ静かないち日の繰り返し。


だからこそ。
起きているわずかな時間に始めなくては、と焦る。
中途半端に放置したまま、サイトの小説を置いていってはいけない、と。
もう一度話を整理するため、書きかけの『初恋Rainbow』を読み返した。
気付かなかったけれど、登場人物の、なんと偏った名前。
それには今更のため息。
ま、それは仕方ない。
始めてしまったのだから。
今更どうしようもない。
けれど。
今日から。
少しずつでも今日から。
もう一度始めなくてはいけないと強く思い。
始めた。
動いた。
自分の中で、岩のように横たわっていた気持ちが転がった。
ということで、近日中には次をアップすることが出来そうです。
って。
待っていてくれる人がいるかどうかもわからないけれど。
確実に自分だけは待っていたのだから。

2012年01月15日(日)




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