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決死の覚悟


シャワー浴びる時。
アタシもおさるも、決死の覚悟で浴びる。
ここへ引っ越した時は夏だったので。
わ〜、簡易だけどシャワーついてるよ、ありがたいね〜。って話していたのに。
冬を迎え。
本当に、準備万端にして入らないと、マジ笑えない。
家の中で息を吐いても、白くなる、アパート。
年齢を重ねた方は、夜中のトイレや浴槽でご注意を!
と聞くけれど。
まだ十代のおさるも、この寒さに厳重に注意してシャワーを浴びる。
まあ、シャワーがなくて、毎日銭湯ってのも、お金がかかってしまうので。
良かったことなのかもしれないけれど。
たまには湯船で温まりたいこともある。
なので、アタシは日中に浴びる。
何となく、朝や夕方や夜浴びるより良い気がするから。
変わんないんだけれどね。
で、ドライヤーを使う時はブレイカーが落ちないよう、オイルヒーターを消すので。
手早く乾かさないと、せっかくほんのりした空気が冷えてしまう。
あれや、これや、忙しい。
それで。
元居た家がどんなにありがたかったのか、ふたりでしみじみ思う。


今朝。
ゴミをだしに外へでたら。
アパートの入り口から道路へでるまでの短い距離。
霜柱が立っていた。
霜柱なんて、何年見ていなかったのかな。
嬉しくて。
子どものように踏み踏みしながらゴミ置き場へと向かった。
何か良いな〜。
楽しいな〜。
ザクッと音が鳴るたび、胸がキュっとなる。
忘れていた感覚を味わえることって。
こんなに嬉しいことなんだな。

2012年01月30日(月)




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