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2005年08月25日(木) 避暑地のデート

久しぶりに、…本当に久しぶりに、
朝から夜までのデートをできることになった。

8月下旬、彼がようやく仕事に追われなくなり、
夏休みが取れることが確定してから、その日が決まった。

「お休みの日の中の一日、もらってもいい?」
「うん^^もちろん♪」そんな約束がやっと現実に。

色々と行きたい場所はあったのだけど、避暑地のデートが決定した。

程近い街に、外出もできるホテルがあるというのを彼が調べて(笑)
そこを拠点(?)に、ランチとかショッピングに出ようと決定。

ホテル自体、とてもそういうホテルとは思えないような造りになっていて
それだけでびっくりした。笑。
普段首都圏にいるのだけど、こんなんじゃないから驚き。

部屋に入って、二人で探検をした。
すごいすごい、なんて大はしゃぎをして。

久しぶりのゆっくりデートに、二人とも嬉しさを隠せなくて。
ぎゅっと抱き合うのも、気持ちの余裕が違う気がした。

終わった後二人でお風呂に入って、ゆったりとお喋りをしたあと、
お腹が空いたよね、って、外出をすることにした。

車でその街に。
もう夏休みも終わりに近い平日だというのに、
たくさんの人たちが歩いている。
彼と「別荘持ってる人たちって、ほんとにいるんだね」なんて笑い合う。

「いいなぁ、こういうのも」と秋がいうので
「おひとつ如何ですか?」なんておどけて言ってみたら
「でも、別荘買っちゃうとここにしか来なくなりそうだよな。
 色々行きたいからな〜。」なんて。うーむ、一理ある。


お目当てのレストランは、お休みだった。
平日だったから?でもまだ避暑地はシーズン真っ最中なのに。
人気のあるところだから、だろうか。
それでも、そういう場所には事欠かないから、
車を走らせてよさそうなところに入ってみた。

軽めのランチ。
彼はスコーンとヨーグルト。私はミネストローネにパン、温野菜のサラダ。
どれも絶品だった。
私の方が量が多くて、彼にたくさん食べてもらった。

…スープも温野菜も、いたく彼のお気に召したようで、
「いっぱい食べていいよ^^」と言う言葉を聞いて心底嬉しそうな顔をして
あっという間にほとんど彼が食べてしまった。笑。
彼の名誉のために書くと、私もスコーンとヨーグルトは半分くらいもらった^^

温野菜のサラダにかかっていたドレッシングも、
これはきっと、これとこれが入っていてこうなってて、と、
半分独白めいた解説をしながら、飲んでしまった(笑)
あははっ、すごい。
ここは私の奢り。

車をお店の駐車場からコインパーキングに移動させて、
ちょっとショッピングを楽しむことにして。

蜂蜜のお店で二人で試食したり、
漬物のお店に入ったり、
雑貨屋さんに入ったり、かなり長い時間、手を繋いで歩いた。

お土産を買った後、ちょっとお茶しようかってまた移動。
木立の中の静かなカフェ。
鳥の声が遠く聞こえる。

コーヒーを飲んで、写真を撮り合った。
それから彼が、仕事で行った先で買ってきてくれたお土産をくれた。
静かにかかるジョン・レノン。
多分彼はここで渡そうとずっと思っていたんだろうな。
そう思ってとても嬉しくなった。

そろそろ出ようか、ってもう一度ホテルに戻った。
贅沢な時間の使い方ができるのが嬉しい。

もう一度キス。
それから抱き合って。

もう一度お風呂に入って。

ベッドに移動して、一休み。


すぅ、すぅ、と聞こえる秋の寝息を聞きながら
寝顔をしばらく眺めていた。


菜々 |MAILPhoto


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