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少しだけ寄ってく?
彼と軽く飲んだ後に、誰もいなくなった彼の会社に入る。 ロックを外して入る事務所は まだひんやりと冷たい空気が残っていた。
そっと合わせるくちびる。
彼は私を抱く。 やさしく、つよく。
明日も彼はその場所で そ知らぬ顔で仕事をする。
心の内で わたしを思ってくれるだろうか。
ボードの前で 漏らした吐息を 思い出してくれるだろうか。
愛してると こぼれた言葉を 思い返してくれるだろうか。
菜々
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