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2007年02月09日(金) それはね。

おやすみのメールに、

今日はありがとう。
秋の気持ち、嬉しかった。

秋はいつも優しいね。


彼からのレスには、

それはね、楓がいつも優しいからだよ^^

と書かれていた。


けれど、いつも思うのは。
彼ほど優しい人を、わたしは知らない。
よく自分を犠牲にして人を助ける人の話を聞くけれど
彼の言動を見聞きする度に、
彼のような人がそういう行動を取るんだろうと思う。


彼がわたしとこういう関係になる前に
彼の妻とのことで、相当深い何かがあったんだろうと思う。
それはあくまでも推測の域を出ない。
出会った頃にほんの少し聞いただけの事情しかわたしは知らない。

彼の性格を知る人だったら口を揃えていうはず。
彼がこんなことをする人間のわけがない、って。
だってこんな関係なんて、利己的以外の何者でもない。


与えた心の分以上に、わたしにも与えてくれる。
たぶん今まで彼が好きだった人にも同じようにしてきたのだろう。

だからこそ、彼の妻との間に何があったのか
その時の彼の気持ちがどんなだったのか、と思う。

わたしなんかが思うのはおこがましいのだけど、彼は本来そんなことをする人じゃない。絶対に。

彼の気持ちが、外に向けられるだけの事情がきっとあったんだろう。
わたしと出会って、あるいは加速してしまったのかもしれないけれど。


だからといって認められるはずもない。それはわかってる。


でも、優しさに触れれば触れるほど、時々、切なくなるよ。





菜々 |MAILPhoto


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