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失恋して泣いたことは何度かあるけれど 死にたいと思ったほどのそれはただ一度。
なにを食べても砂を噛むような味で
朝起きてから夜眠るまで …寝ている間もたぶんずっと わたしは泣いていた。
人前でそんな顔を見せるわけにもいかなかったし 外に行くときは必死で元気な自分を装っていたけれど たった1ヶ月でげっそり痩せたわたしは 鏡で見ても、自分が自分じゃないようだった。
それまでどんなに頑張っても突破できなかった体重の壁(笑)を いとも簡単に、あっという間に破った。
必死でいろんなものの助けを借りた。 恋愛もどきで何かを得ようとした。
苦しかった。
けれど、彼との日々は今では本当に素敵な思い出。 遠い記憶。 いつかどこかでもしも偶然出会うことがあったら きっとわたしは、最高の笑顔で彼に元気だった?と聞ける。 そして明るく「元気でね」と言える。 振り返らずに前に進める。
彼を愛した日々は、…それは悲しい結末に終わってしまったけれど 無駄にはならなかった。 わたしの心は、色んなものを得られたから。
…そんな恋愛ができたことを幸せに思う。
秋との恋愛もそうでありたいと思う。 何をおこがましいことを、と言われても。
菜々
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