My Prime Day's
さとりん



 不倫の事情 〜高橋さんとマサ〜

今日はこのへんでお祭り騒ぎ。

騒ぎといっても、ただ騒いでいるだけでなく

ホントの祭りです。

今日から3日間。

だんじり?っつーの?

漆塗りのだんじりが、わっしょいわっしょぃとうるさいことでしょう。


それにしても、

なんでお祭りというと、

ここぞとばかりにオシャレに着飾った学生が溢れるかね?

中・高生らしき人物が、

もんのすごぃオシャレにして歩いてるんですわ。


お前ら、、、なんか場違いじゃね?っつーくらぃ。


こんな田舎でそういう人たちを見ると、

なんだかムショウに哀しくなってしまぅさとりんです。


アタシたちはというと、

軽く歩いてすき焼き食べに行ってきました。


ここの地域で一番の老舗で一番の名店。

1人前8000円からのすき焼き。

ンマンマンマ。

相当ンマィっす。 (●´Д`●)


もぉね、今まで食ってた肉は、肉じゃねー。

肉っぽぃもの?


義父と義母が来てたんだけど、

義父の腕にオニューの時計がっ!

見ると、ブルガリの超新作でっせ。

日本ではすぐ手に入らなかったので、

お取り寄せで1ヶ月待って購入したんだと。


ブルガリは嫌いだけど、

ちょっと羨ましい・・・・。


バブリーだなぁ、、、おぃ。

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あのキス以来、

アタシは、パッタリと彼の部屋に行かなくなった。


そして、アタシは慣れ親しんだ会社を辞めた。

社長は理由を知ってるのか知らないのか

わからなぃけど、

あっさりとアタシの退職を認めてくれた。




「なぁ、ホントに辞めるんか?」


「はぃ、お世話になりました」


「あの部屋はまだそのままにするから、

 いつでも遊びに来ていぃからな」



「いや、たぶんもぉ行かないと思います。

 だから高橋さん実家に帰ったらどうです?」



「なぁ、結婚してくれんか?」


「いい加減にしてくださぃ」





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アタシはこの言葉を聞いた時、

ただただ気持ちが悪くて、

なんてプライドのなぃ男だろうと心底軽蔑した。


そして、その言葉をきっかけに、

アタシはホントに彼の前に姿を現すコトはなくなった。


それでも鳴り続ける電話にメル。


「ホワイトデーのプレゼント持ってきたんだけど」


どうやら家の近くまで来てメルしているらしぃ。



だけど無視。

ひたすら無視。




そして、なぜか太田さんからメルが入った。


「高橋さんが「わかった、もぉ連絡しなぃ」だって」



終わった・・・・。

ホントに終わったんだ・・・・。



彼とは1年一緒に居たけど、

寂しぃ感情なんて1ミリも沸かなかった。



すると太田さんから


「高橋さんが「どうせアイツのことだから、俺が今まで買ってやったものを

 見せびらかしてんだろ」
って言ってたわよ。

 だから、アタシが「あの子はそんな子じゃなぃから」って言っておぃたから」



こんなメルがきた。

アイツはバカか?

たかが、アレだけのプレゼントを誰が他のヤツみ見せびらかすか。

確かにアタシが欲しかったカルティエやプラダだったけど、

たかがコレしきで威張るんじゃねー。




「高橋さんに聞いたんだよね、

 「さとちゃんが好きなんじゃなくて、ただ結婚したかっただけじゃなぃの?」

 って。そしたら「そうかもな・・・」だって」




結婚願望が強い男は怖い。

もちろん女も然り。


「好き」という感情が一番後回しになってしまぅ。

若い女の子たちには、特に理解に苦しむだろうけど、

今のアタシには分かる気がする。




1人ベッドに取り残され、

マサを待っている間

アタシは高橋さんとの恋愛を思い出し、

そして今の自分の気持ちが確かなコトを確認した。


お金なんてどうでもいぃ・・・。

奥さんから、子供から奪おうなんて思ってもいなぃ・・・。


ただ、毎日逢えればいぃんだ。


アタシは素直にそう思っていた。

彼があの仕事に手を出すまでわ。











2005年10月23日(日)
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