えっと、日記を書きながら見てたテレビの話です。
ブルーギルが異常繁殖して生態系が乱れた池の環境を元に戻そうと、 ブルーギルを駆除したら、今度は藻が大量発生してしまった という間抜けな話をしていました。
そこで今は、池周辺の草を刈ることで草に地面や池の養分を吸わせ、 藻に栄養がまわらないようにするという、 途方もない作業をしているそうです。
その池の環境を元に戻そうと苦慮してる学者曰く、 「一度壊れた生態系を元の形に戻すことはとてもたいへんな作業だ」と 少し誇らしげに言ってたけど、 「生態系が壊れる」とか「生態系の元の形」とかいう概念って ヒトの独自な…あるいは勝手な、思い込みのような気がすることが あります。
元はといえばヒトがブルーギルを持ち込んだことが原因なんだけど、 その過ちを取り戻すためにと言いながら、 既に出来上がってしまった生態系の一部であるブルーギルや藻を 操作することそれ自体は、生態系の破壊にはならないんだろうか… とか考えたりして。
うーむ…、自己満足って感じ?
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