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憂いの泉
イズミ
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2005年11月24日(木)
不安、秘密、壁。


今日の「熟年離婚」は、小学生の子どもが離婚したパパの所に
帰りたいと言ってました。

どこまで話していいのやらなんだけど、
彼女にも3歳の子どもがいるだけに一抹の不安を覚えました。

例えば、もし彼女と一緒になったときに
子どもがイヤイヤって言ったらどうしよう…とか。

今まで何回か会ったときは、彼女曰く「信じられない」ほど
なついてるらしいんだけど、
もし毎日会うようになったとしたら果たしてどうなることやら。

でも彼女にそんな不安の話をするわけにはいかない。




私は今まで、恋人は「内側の人」だと思っていました。

心の壁の内側に入ってきていい人。

いちばん内側の人、あるいは唯一の内側の人。

悩んでることも、困ってることも、嬉しいことも、楽しいことも、
心で思ってることをなんでも話せる人。

壁を張る必要がない人。

…そんな感じの存在だと思ってたけど、
「恋人が完全に内側の人であるということがベストではない」
ということが、この歳になってようやっとわかってきました。

不要なことを言ってしまうと、不要な詮索と不要な不安を招く。

今の彼女の場合は特に、
私よりもいろんな意味で経験が豊富で思考の選択肢も多いから、
その不要な不安というのも多い。

だから彼女には七さんの話はしないし、
子どもにイヤイヤされたらどうしようっていう不安の話もしない。

壁…必ずしもブルーなものじゃないけど、やっぱり壁は壁だね。





エンピツ