今日の「熟年離婚」は、小学生の子どもが離婚したパパの所に 帰りたいと言ってました。
どこまで話していいのやらなんだけど、 彼女にも3歳の子どもがいるだけに一抹の不安を覚えました。
例えば、もし彼女と一緒になったときに 子どもがイヤイヤって言ったらどうしよう…とか。
今まで何回か会ったときは、彼女曰く「信じられない」ほど なついてるらしいんだけど、 もし毎日会うようになったとしたら果たしてどうなることやら。
でも彼女にそんな不安の話をするわけにはいかない。
私は今まで、恋人は「内側の人」だと思っていました。
心の壁の内側に入ってきていい人。
いちばん内側の人、あるいは唯一の内側の人。
悩んでることも、困ってることも、嬉しいことも、楽しいことも、 心で思ってることをなんでも話せる人。
壁を張る必要がない人。
…そんな感じの存在だと思ってたけど、 「恋人が完全に内側の人であるということがベストではない」 ということが、この歳になってようやっとわかってきました。
不要なことを言ってしまうと、不要な詮索と不要な不安を招く。
今の彼女の場合は特に、 私よりもいろんな意味で経験が豊富で思考の選択肢も多いから、 その不要な不安というのも多い。
だから彼女には七さんの話はしないし、 子どもにイヤイヤされたらどうしようっていう不安の話もしない。
壁…必ずしもブルーなものじゃないけど、やっぱり壁は壁だね。
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