「クレヨンしんちゃん」の2002年の映画です。
彼女に進められて見てみたけど、 とても子ども向けの映画とは思えないすばらしい脚本でした。
ヒロシやミサエの活躍もかっこよかったけど、 最後の最後で明らかにされる、野原一家が戦国時代に飛ばされた理由が、 筆舌しがたい感動でした。
また、時代劇の設定が細かくされていて、 火縄銃を撃つときに敵方を十分に引きつけるプロセスや絡め矢などの戦術や、 早足とか馬回衆といった兵の役割、そして金打など、 へたな時代劇よりもよっぽど時代劇らしくて感心してしまいました。
他にも、麦を刈るシーンや、石をぶんぶん投げる武器や、 移動式のやぐらなどなど…枚挙の暇がありません。
「クレヨンしんちゃん」にしとくのがもったいない、っていうか、 もっと大人の目に触れるカタチで映画にしてほしかったくらい よくできてると思います。
これは、DVD買わなくっちゃです。
|