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憂いの泉
イズミ
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2006年04月24日(月)
そう、これは備忘録。


この日記も、そして今作ろうとしているホームページも、
とどのつまりは備忘録だということに気が付きました。

自分の見た映画の感想や、ご飯の記録や、
政治について考えてみたことなどなど、
私という人間の足跡を、忘れないようにカタチに残すことが
この日記の役割なのです。

「忘れないように」、誰が?

もちろんその9割は「私が」ですが、
残りの1割は、「誰か(someone)」です。



「森」の冒頭の回想シーンで直子は
「私のことを忘れないでね」みたいなお願いをしていました。

前の彼女の七さんは、
死んだ人がいずれ忘れ去られていくことに恐怖を感じる話をしていました。

この備忘録は、誰にも話してないからほとんど人の目には触れないわけだけど、
それでも、こうしてカタチとして残すということが
私が存在しているということを証明してくれているようで、少し安心します。





今日、彼女とケンカしました。

理由は…、カードの仕事がいっしょだったんだけど、
イマイチ件数が取れてなくて彼女の機嫌がとても悪くて、
八つ当たりされたことです。

すごい機嫌が悪くて怖かったです。

やがて調子が上がって件数が取れてくると、彼女は普通に冷静になって、
今度は私の機嫌が悪いことに気が付きました。

「ごめんね、もう怒らないから」とか言ってたけど、
それっきり私は仕事おわりまであんまし話しませんでした。

そして、帰り際にまた彼女の機嫌が悪くなってたら、
もう別れようと思いました。

もともと正常ではない関係でもあるけれども、
いろいろ思い出したのもあるし、
彼女の負の面が一時的にたくさんに見えたわけで…。

それで、帰り道に何か話しかけて試してみようと思ったけど、
もう一人女の子が駅までずっと一緒にだったので
結局そういう話ができませんでした。



彼女の八つ当たり具合が、七さんと同じだったのを思い出しました。

そして今日の日記を書くのに、久しぶりに「森」を手にしました。

何かが動き出す気配もしますが、ただの気のせいかもしれません。





エンピツ