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憂いの泉
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2006年04月30日(日)
ぐちをこぼしてすっきりする日。


グラスを洗ってたら、
左手の人差し指をちょっと深めに切ってどくどく出血です。

範囲もそう狭くないので傷口に合うような絆創膏もなく、
仕方ないのでティッシュを適当な大きさにちぎって
サージカルテープ(←楽譜を製本する用に常備)で固定してるけど、
一時間たった今でもティッシュがまもなく赤く染まります。

そんな様を見ていると、また腹が立ってきました。



そもそもなんでこんなことになったかというと、
今日バイトしてたラーメン屋さんの旦那さんが
ビールのグラスをシンクに重ねて置いてたのがいけないんだよう。

今まで何度もこれでグラスを割ってダメにしてきてるのに、
なんで重ねるかな、この人は。

その結果、いつの間にやら割れていたグラスにもろに手をつっこんで
私の指は血みどろです。

「大丈夫か?」とか「すまん」とかいう言葉もなく、
「グラスをねじったろ?」とかまるで私が悪いみたいな言い口だし、
「ガラスの傷は深いぞ」とかどうでもいい豆知識を披露するし、
あんた、だれのせいでこんな目にあってると思ってんだ?って感じです。

閉店作業中であとは片付けと締めの作業を残すだけだったので
「じゃあもう帰っていいよ」と好判断を下したかと思ったんだけど、
この時点で時刻は1時26分。

26分もただ働きにさせられるのはありえないので、
もちろん1時半あがりにするんだけど、
あと4分後にこの人が親切にタイムカード切ってくんないかな…
とのかすかな期待がかなうはずもなく、
左手にはティッシュをぐるぐる巻きに握り締めて
しぶしぶ片手でも出来る作業を続けることおよそ3分。

さ、今日はとっとと帰るぞっていうときになって、
旦那さん嬉々として「そうだ、片手でも出来る作業を思いついた!」。

レジのお金を数えてくれとか言い出しました。

まだ働かせるつもりかい、この人は。

片手で十円玉をちまちま数えたってどう考えても効率悪いでしょうに、
どこが「片手でも出来る」のか、わけがわかりません。

「え゛っ」と私がかなり不機嫌そうに反応したのに気付いたのか、
「ああ、やっぱ帰っていいよ」と速やかに開放してくれて助かりました。



ケガを私の責任にするところとか見る限り、
この人は私のことをアホだと思ってる節があります。

お客さん多くても別に私はテンパってないのに、
「こいつ、テンパってるから」とか電話で人になんか言ってたし。

そういうケースはそれっきりじゃないし、
やっぱりこの人、私の使い方を間違ってるよ。

自分が人よりも偉いとか、仕事が慣れてるとか、手際がいいとか、
そういうところを自負しすぎていますよ。

周りの人間が、あなたが思ってる以上に出来てたり考えてたりすることって
意外と少なくないかもしれませんよ。

そういう自負は結果的にあなたにリスクをもたらしますよ。





エンピツ