私の雑記帳
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2005年10月14日(金) 応急処置

誰か私の事を愛して欲しいと思う。
望まれたい、と強く思う。

先々週、久しぶりにあったSからメールが来て
急遽、今夜会ってきた。
彼は私より10も年下で、結構ハンサムで大人しいけど
セックスは激しい。
激しいけれど野蛮じゃないし、優しいから好き。
彼とは会う度毎にセックスの激しさが増すような気がする。
今日も時間を忘れて、腰が抜けるほど激しいセックスをした。
なんて、言葉にするとバカ丸出しだが。
6月に長年付き合っていた彼女と結婚してしまったので
今は不倫というわけだが、私達は互いに求めあっているから
ひっそり地味にこうして時々会ってしまうのだろう。
この前久しぶりに再会する前に最後に会ったのは、彼が結婚する前
だったから多分、4月か5月だったと思う。
途中、何度かお誘いがあったが私の気が乗らなかった。
ここのところ、どうしようもなく寂しくて、ついにSと会ってしまって
私は自分の心の寂しさを、彼とのセックスで紛らわそうとしている。
Sはよくも悪くも感情的には淡白な人なので、さほどに後をひかない。
互いに程よい力加減でセックスできるので、向うも私みたいな
うんと年上の女とも会うのだろう。
好意的?に分析すると、セックスに関しては
彼にとって私は魅力がある女なのだろう。(私は女だからどんな女が
魅力的なのかはよくわからないが)
彼といると身体が溶けてしまいそうな気がする。
でも、体力的にへばることはあっても、どこまで行っても終わりが
ないような気もする。
明日も仕事だという彼は、急いで帰って行った。
つい、さっきまで一緒にいたというのに、
こうして文章にしてもなぜ実感がないんだろう。
まさに腰が抜けるほどという表現がぴったりなくらい、
はげしくしてきたと言うのに。
肉体が満たされても、心は満たされないから寂しいのか?
あまり深く考えない方がいいだろう。答えの出ないことを。

過ぎてしまえば、みな幻。
月日は流れ、全ては遠い記憶の彼方へ。
Sは私のことをずっと覚えていてくれるだろうか?と思うと
少し寂しい。いや、すごく哀しい。


pearl〈パール〉 |MAIL

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