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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年12月01日(水)
約束。




近所のスーパーの お漬物屋さんの おばあちゃんは

メチャクチャ 小さいの。

小さいのにも 程があるの。








昨日は、確か お店にいました。

入れ歯をはずしてまで、しゃかりきに おしゃべりしまくってたんです。






しかし、今日は、何処にも いないんです。

だから、夫である おじいちゃんに 聞いてみました。







あみ 「ねぇ おじいちゃん! おばあちゃんは、どうしたの?」

じぃ 「おばあちゃん? あぁ おばあちゃんねぇ〜
    おしべりし過ぎて、溶けてなくなっちゃったんだよ。」







(゜〇゜;) まぁ それは たいへ〜ん!!








って 嘘こくでねぇ ジジイ!!




この私を 子ども扱いしてますよ。

私より ちっこいくせにです。







おしゃべり し過ぎて人間が 溶けてなくなる訳がないんです。

そんなコト もう信じる歳じゃないんです。





だって、サンタさんも 人魚姫も ホントは

いないって 知ってるんですから。







しかし、私も もう14歳。

ジジイ 相手に喧嘩なんて しないんです。








それに私は、女優ですもの。

ジジイ の嘘に 付き合うくらい 屁の河童!!

もう 立派な大人に 成長しちゃってるんです。






あみ 「おばあちゃん いつ溶けちゃったの?」

ジジイ 「あははははぁ〜 今朝だよ。とうとう溶けちまったぁ〜。」





あみ 「おばあちゃんに お線香あげさせて。。。」

ジシイ 「えぇ〜〜 まだお線香 買って来てねぇ〜んだよ。」

あみ 「うそ〜ん! うえ〜ん。。。わあぁぁ〜〜」(嘘泣き)



どうだ ジジイ! 私の演技力は。。。

だてに、ハリウッドで演技の勉強してない つーの。








ジジイ 「あのさ〜〜 死んだって決まった訳じゃねぇ〜よ。
    溶けちゃったって言っただろ?
    今夜にでも 復活する予定だからよ。!」




ジジイ いい加減にしろよだし!!

溶けた人間が、復活するのかよ。










あみ 「えっ!?おばあちゃん 復活するの?」

ジジイ 「そーともよ。今夜 復活するからよ。」




あみ 「ふ〜ん。それじゃ 安心だね。」

ジジイ 「そーともよ。 おばあちゃんは、不死身だからよ!
     あっ!! そうそう 早いけどあみちゃんにお年玉
     やるよ。 ハイヨ!!」







(゜〇゜;) ゲロッパ!!







五千円も いいの?

ジジイ 大ちゅき!! (^ε^) チュッ♪






あみ 「おじいちゃん 五千円なんて もらえないよ。」

ジジイ 「いいんだよ。取っておきな!やるよ。」






あみ 「お母さんに 怒られちゃうよ。五千円なんて。。。」

ジジイ 「じゃ お母さんには、内緒に すればいいだろ?」








あみ 「いいの?」

ジジイ 「いいよ。」






あみ 「お母さんに言わない?」

ジジイ 「言う訳ねぇよー。」






あみ 「信じていいの?」

ジジイ 「信じていいよ。」







あみ 「絶対に お母さんに 言わないんだね?」

ジジイ 「殺されたって 言わねぇ〜よ。」






あみ 「じゃさぁ〜 指切りゲンマンしてくれる?」

ジジイ 「よ〜し いいとも!!」







テヘッ!!

五千円 もらちゃいました。

指切りゲンマンまでしちゃったし。。。






ジジイ にあれだけ 石橋を叩きまくちゃったのだから。。。

何の 心配もないんです。






今更だけど。。。

かなり しつこかった自分が ちょっと恥ずかしく なっちゃいました。







家に帰って、いい気分で テレビを 見ていると。。。

父・恭兵が 帰って来たんです。






恭兵 「あみ! 五千円 返しなさい。」

あみ 「何 五千円って?」


恭兵 「今日 漬物屋のおじいさんから 五千円 もらっただろ?」










w(*゜o゜*)w ぶっとびー!!








ジジイ ちくったな!!