フルートの後輩の かりんちゃんは、とっても ちっこいの。
140cmと ちょびっとしか ないんです。
童顔丸顔の タレ目。
小学校生が 間違って中学生になってしまったような 女の子。
そんな かりんちゃんが、こんな事を言うんです。
かりん 「あみ先輩! 何を食べたら あみ先輩みたいな 美人になれますか?」
美人?
この私が?
照れるじゃない。
あみ 「そうだなぁ〜 両手いっぱいのピーマンを まるごと生で 食べる事かなぁ。」
かりん 「両手いっぱいの 生のピーマンを まるごとですか?」
あみ 「そうそう 両手いっぱいの 生のピーマンを 丸ごとね。 がぶりんちょと 食べなくちゃ 効かないよ。」
かりん 「がぶりんちょですね。が、頑張ります。」
ぶひひひ。。。
かりんちゃんを またからかって遊んでしまいました。
だって 面白いんだもん。
何でも 信じちゃうので つい からかって遊んじゃうんです。
部活の帰りに駅前で 友達とアイスを食べながら お喋りしていると。。
どっから見ても いかれポンチな お兄ちゃんとお姉ちゃんが う○こ座り
しながら こっちを見て 何か話してるじゃありませんか。
たまに 笑ってみたり。。。
たまに 糸目でにらみつけてみたり。。。
怖いったら ありゃしないんです。
もしかしたら、かつあげされちゃうかも知れない雰囲気
バリバリなんです。
お金なんて でんでん持ってないんです。
すると、1人の いかれポンチが よたよたしながら
こっちに 歩いてくるじゃないですか。
これは、早く逃げなくちゃ ヤヴァイですよ。
かつあげ されちゃいますよ。
お金を 持っていないと知られたら。。。
私達の 身体がヤヴァイですよ。
早く逃げよう という話になったんです。
しかし、かりんちゃんだけは、いやに 落ち着いちゃってるんです。
落ち着きまくっちゃってるんです。
落ち着きまくるにも 程がありますよ。
なんたって、ヤツ達は、いかれポンチなんですから。
何されるか 解ったもんじゃないんです。
なのに、かりんちゃんは、逃げなくても大丈夫だよ
っていう態度 バリバリなんです。
とてつもなく、頼りがいのある お姉様的 雰囲気をプンプン
漂わせちゃってるんです。
もたもたしてたら、いかれポンチが 私の隣に
もう 来ちゃってるじゃないですか。
ポンチ1 「かりんちゃん お久ぁ〜! お姉ちゃん元気?」
にゃに?
あみ 「ねぇ かりんちゃん 知り合いなの?」
かりん 「はい。お姉ちゃんの 仲間なんです。」
(゜〇゜;) 仲間?????
あみ 「何の 仲間なの?」
かりん 「暴走族です。」
(゜〇゜;) 暴走族?????
なんどえすってぇ〜〜〜!!
気が付いたら、その族達に 囲まれちゃってるじゃないですか。
アイスクリームなんか もうダラダラ。。。
おちっこだって 一滴か二滴 出ちゃったカモ的 雰囲気なんです。
ポ゚ンチ2 「かりん!いじめられてねぇか? いじめられたら 絶対に俺に言えよ。 俺が ぶっ殺してやるからよ!!」
かりん 「今の所 大丈夫だよん。いじめられたら すぐ言うね。」
あわわわwwwww
両手いっぱいの 生のピーマン。。。
今更 嘘だなんて言えやしねぇ〜じゃんよ!!
ばれたらきっと 半殺し。。。
ポンチ3 「かりんちゃんの 憧れの先輩って この人?
かりん 「そうそう このお方が あみ先輩!!」
ポンチ3 「かりんから聞いて 味噌汁風呂入ったんだけど あれいいね!?
豆腐とわかめも入れたんだけど。。。 すっげぇ〜あったまったよ。
肌もしっとりしてよ〜。 やっぱ味噌汁は、飲むだけじゃねぇなぁ〜!?」
(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?
ポンチ2 「俺はさぁ 納豆パックやってみたよ。 すっげぇ 肌つるつるになったよ。」
(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?
ポンチ1 「俺っちなんてよ 全身大根おろしパックやったんだよ 最高だったぜ!! 何つーか 目からウロコが落ちた思い つーかねぇ。!?」
(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?
嘘が ばれたら このいかれポンチ達に 殺されちゃう。。。
かみそりで 顔切られちゃうカモ。
ヨーヨーで 頭割られちゃうカモ。
リンチされて メチャメチャにされちゃうカモ。
な〜んて 心配しちゃって 損しちゃったカモだね。
それにしても族は、肌が強いね !!
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