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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年02月09日(水)
教えてあげる。




コンビニへ 行ったんです。

どっかのお兄さんが 歌ってました。

おでんを食べながら。。。






お兄さん 「ど〜この誰だか わからな〜い ♪
      赤いマント ひるがえ〜し ♪」






とんねるずの がじゃいもじゃないですか。

この歌には、思い出があるんです。



あれは 忘れもしない 今から11年か12年前の敬老の日。

もしくは、子供の日。



どっちだったか 全く記憶が定かでは ないんですが

今でもはっきりと 覚えています。






私が3歳で、姉・理子が小学生だった頃です。

子供会で劇をやる事になったんです。






姉・理子は、お姫様。

私は、ジャガイモ その1。



台詞は、「あついよー!!」

これだけ。






劇の終りに出演者全員で がじゃいもを 踊るんです。

毎日毎日この曲を聴いて 踊りの練習をしたんです。

だから、今でも全部最初から最後まで 歌って踊れちゃうんです。






お兄さん 「パッパパヤパ〜♪ パッパパヤパ〜♪
      が〜じゃ が〜じゃ    
      おでん 肉じゃが こふき芋〜 ♪
      カレー ポテトチップス あれれ?」






どうやら お兄さんは、忘れちゃったみたい。

次は、ポタージュスープなのにさ。。。。



そんな事 知る由もないお兄さんは、この部分を

何回もリピート。




どうしても思い出せない ポタージュスープ。






お兄さん 「ねぇ ポテトチップスの次は何だか知ってる?」


レジ女  「知らな〜い。」





知る訳ないんです。

バイトなんですから。



お兄さんは、聞く人を 間違ってますよ。

私に 聞くべきなんです。

一体 何故だろう。

私に聞こうとも しないんです。






お兄さん 「何だっけ?
      ここまで 来てんだけど。。。
      確か、芋料理の名前なんだけど。。。」


レジ女  「じゃさ クリームシチューじゃない?」






何 言ってくれちゃってんの?

違うよ。

違うんだよ。






お兄さん 「そっかぁ〜 サンキュ!」





だから 違うって ポタージュスープだって。

ホント許せません。

嘘を教えるなんて。。。





一体 レジのお姉さんは、今までどんな教育を 受けてきたんですか?

ジャガイモ イコール ポタージュスープじゃないですか。

何で 解らないの?






もう こうなったらホントの事を お兄さんに教えてあげないと

いけないんです。






だけど。。。

お兄さんと私は全くの他人。

知り合いでもないのに。。。

「クリームシチューじゃなくてポタージュスープです。」

なんて言っちゃって いいものか どうか。







メチャメチャ 悩みました。

息ができないくらい 悩みました。






しかし ここでこのお兄さんに正解を 教えてあげたところで

これからの私の人生 何か良い事でも あるのだろうか?


何もないんです。

ある訳がないんです。





だから決めました。

ほっときます。

でんでん関係ありませんから。






お兄さん 「おでん 肉じゃが こふき芋〜♪
      カレー ポテトチップス クリームシチュ〜 ♪
      う〜ん 何か 違うみたい。。。」






んもう〜〜!!

違うと思ったでしょ?

だって 違うんだモン。





もう 我慢の限界です。

言ってやりますよ。

思い知らせてやりますよ。






私は、お兄さんとすれ違いざまに こう言ってやったのです。

あみ   「ポタージュスープ」


お兄さん 「あっ! ポタージュスープだ!!」


レジ女  「そうそう ポタージュスープよ!!」







やっと解ってくれました。

うれぴち!!

きゃぴっ!!






お兄さん 「やっと思いだしたよ。」


レジ女  「良く思いだしたね 頭いいっ!!」


お兄さん 「それ程でもねぇ〜けど あはははぁぁ〜〜!!」







ねぇ 私が見えないの?