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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年02月11日(金)
涙が止まらない。




今日も寒いのに 早起き。

だって 部活だったんだモン。







帰る時、緑川亀子の友達の 眼鏡澤虫子が

何の前触れも無く話しかけて来ました。



ちなみに 虫子と書いて ちゅうこと読みます。







虫子 「あみ先輩! 相談したい事があるんですけど。」


あみ 「何?」




虫子 「ここでは ちょっと言えません。
    私の家でゆっくりとお話ししますから。。。」



今から 虫子の家へ行くの?

お腹が ペコリーノなのに?






行きません。

だって私は、ご存知の通り とても忙しいんです。




毎日 ハードスケジュールを こなしちゃってるんですから。

だって これからすぐ 家に帰り

すばやく 昼食を済ませ

次の目的地へ 行かなければ いけないんですから。






あみ 「ごめん 今日は どうしても無理。
    これからは、ちゃんとアポを取ってからにしてね。」


虫子 「残念過ぎるぅ〜!!」






虫子は、膝をついて がっかりしちゃってるんです。

これは しょうがない事。


前もってアポを取らなかった 虫子のミスなのですから。






あみ 「じゃあね。」


虫子 「残念です。
    せっかくパパが あみ先輩の為に お寿司を作って
    待っていると言うのに。。。」








お寿司!?







あみ 「虫子の家って お寿司屋さんなの?


虫子 「違いますけど、パパは、お寿司屋さんで
    働いているんです。」






あみ 「もうパパは、お寿司作っちゃったかなぁ?」


虫子 「この時間なら もう作っちゃったと思います。」







あみ 「じゃ悪いね。
    しょうがないから行くよ。」


虫子 「やったぁ〜!!」







ホント私ってば お人好し。 

私のスケジュールは、いっぱいだけど。。。

後輩の為だもの。

眠る時間を削れば 何とかなるはず。







自分の優しさが憎い。

憎くてたまらない。







虫子 「早速 相談なんですけど。」



お寿司は まだなの?

相談が先なの?




あみ 「どうぞ!」


虫子 「須藤先輩の事なんですけど。」





あみ 「須藤君がどうしたの?」


虫子 「実は、昨日 須藤先輩に可愛いなぁ〜って
    言われちゃったんです。 
    それで 私の事好きなのかなぁ〜って えへへ。。。
    どう思います?」








マジ?

あり得ません でったいに。



須藤君は、面食い男ランキング 男子中学生の部で

ぶっちぎりの第1位なんですから。

虫子を 好きになる訳がないんです。







あみ 「何かの間違いじゃないの?


虫子 「ホントだし。。。」





あみ 「きっと虫子の後ろの子に 言ったんだよ。」


虫子 「後ろは、亀子しかいなかったし。。。」







亀子の後ろには、きっと可愛い子がいたんです。

虫子は、近くにいた亀子しか見ていなかったのに

決まっているんです。






何故なら虫子は、虫メガネみたいな メガネを

かけているのにも かかわらず 0.2位の視力なんですから。





それだからして、眼鏡澤 虫子 と私がニックネームをつけたのです。







まぁ 百歩 譲って 須藤君が虫子を可愛いなぁ〜って

言った事にしてやろう。






それが例え 虫子の勘違いだとしても

それで、虫子が幸せになれるなら。。。



あみ 「須藤君が虫子に可愛いなぁ〜 って言った事は解ったよ。
    お寿司食べ。。。」


虫子 「須藤先輩は、私の事が 好きだと思うんですよ。
    それで 私は、どうしたらいいんですか?」







あみ 「それだけは、違うと思うよ。
    それより早くお寿司が食べ。。。」


虫子 「何が違うんですか?」










ブスは、嫌いなんだよ!








な〜んて どうしても言えません。

ブスにブスなんて 言ってはダメなんです。

ブスにはブスの 生き方があるんですから。



しかし、自覚のないブスは、手に負えません。







それにしても、お寿司は まだですか?

もうお腹が ペコリーノで いい考えが浮かびませんよ。






冷静に考えてみると くだらねぇ〜じゃん。

虫子の相談って一体何ですか?





須藤君が虫子の事を 可愛いなぁ〜っと言ったとか

もしかしたら 須藤君が虫子を 好きかもしれないとか。。。






そんな事 どうでもいいじゃん。

そんな事よりも もっと大事な事があるでしょ?







虫子のパパは、私の為にお寿司を作って

待ってくれてるのでしょ?





だったら 早くそのお寿司を 食べなくちゃダメじゃない。

パパを待たせるなんてダメじゃない。






私は、人を待たせる事が 1番大っ嫌いなんです。

ちなみに1番好きな事は、人にゴチしてもらう事です。








今、私にとって大事な事は、何ですか?

お寿司を食べる事じゃないんですか?

虫子は、何でここにいるんですか?





あみ 「虫子〜 お腹すいたぁ〜
    お寿司 まだぁ〜?」


虫子 「そうですね 忘れてました。
    今すぐ もって来ますね。」






やっとですよ。

やっとですよ。








虫子 「じゃ〜ん どうぞ!!」









何これ?










あみ 「おいなりさんと 何巻き この黒いの?」


虫子 「チョコレート巻きです。
    パパの新作で〜す。」







泣かすよ。

今年1番 泣かすよ。