今日も勝負好きな須藤君が こんな事をぬかすんです。
須藤 「水城! 勝負しようぜ!」
あみ 「今日は、何の勝負?」
須藤 「ハゲの芸能人を 何人言えるか!!」
知りませんよ。
ハゲの芸能人なんて でんでん知りませんよ。
だけど勝負しなければ いけないんです。
でったいに 負けてはダメなんです。
あみ 「先に言っていいよ。」
須藤 「パンチョ伊東!!」
あみ 「誰 それ? パンチョ 伊東って?
知らないよ。
でんでん知らないよ。
2人が知ってる人じゃなくちゃダメ!!」
須藤 「じゃ 志村 けん!!」
あっ! 言われちゃった!!
私が言おうと思ってたのに 言われちゃった!!
他に思いつかなひ。。。
イライラしていると 虫子が私達の教室に来たんです。
虫子 「あみ先輩!! 須藤先輩に 聞いてくれましたか?」
あみ 「何を?」
虫子 「私の事 どう思ってるか どうかですよ。」
えっ!?
いつ?
いつ そんな事言ったの?
あっ!
思いだした!!
虫子の顔を見たら 思いだしました。
あみ 「そのまんま東!!」
須藤 「ちぇっ! 言われちまった!! 次に言おうと 思ってたのによぉ〜!」
ふっ。。。
この勝負 私の勝ちカモです。
そんな気がしてきました。
虫子 「何やってるんですか?」
あみ 「今さぁ 須藤君と、ハゲの芸能人を何人言えるか 勝負してるの。 虫子 知ってたら 私にそっと教えて?」
須藤 「水城!! こっち来いよ!! 人に教えてもらったら 負けだからな!!」
あみ 「須藤君の番だよ。 早く言わないと 私の勝ちだからね。」
須藤 「竹中 直人!!」
あっ!!
また 言われちゃった!!
次は、誰にしようかな。。。
顔は、分かるんだけど 名前が出てこないんです。
須藤 「水城の 負けみたいだな。。。」
負け?
何で?
冗談じゃありませんよ。
死んだって 負けなんてあり得ません。
私は、悩みました。
妊娠する程 悩みました。
そしてついに 思いだしたのです。
もうこの人の右に出るハゲは、いません。
胸を張って 言いますよ。
あみ 「松山 千春!!」
須藤 「おぉ〜!! やられたぁ〜!!」
悪いけどこれで、私の勝ちですよ。
思いだし機能を つかさどる私の脳細胞大活躍。
虫子 「須藤先輩!! 頑張って下さい!!」
須藤 「うっせぇー!! 黙ってろ ブス!!」
あっ!!
言っちゃった!!
とうとう 言っちゃった!!
虫子の反応が 心配です。
虫子 「須藤先輩!! アホの坂田です。」
須藤 「そうだ!! アホの坂田!!」
ダウト!!
あみ 「須藤君の負け!!」
須藤 「何でだよ!?」
あみ 「だって、虫子に教えてもらったじゃん。 教えてもらったら 負けだって自分で言ったじゃん。 だから、私の勝ちじゃん!!」
須藤 「ちぇっ! おい! そこのブス!? お前だよブス子!! 余計な事 言うなよ。 おかげで負けちゃっただろ バ〜カ!!」
あみ 「虫子! もう自分の教室に帰りな。 須藤君に期待なんかしたら ダメなんだからね。 夢みてたんだよ。」
虫子 「須藤先輩って ホントカッケ〜〜!!」
あみ 「えっ!? 何処が? ねぇ 一体何処の部分が? カッケ〜 とこ 紙に書いて 提出してくれない?」
虫子 「危険な香りが するとこでしょうか。」
このわかんなさは、亀子と血がつながってるとしか 思えない。
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