今日は、部活がお休みだったので どっぶりと気を抜いて 歩いてました。
突然 胸騒ぎがしたのです。
すぐ後ろで 誰かのすすり泣く声が するじゃないですか。
いつもの私なら 振り返ったり するのですが。。。
今日の私は、違うのです。
でったいに 振り返ったりしないのです。
理由は、言いたくありません でったいに。
そんな私の中の もう1人の私が こう叫びやがるのです。
逃げろ!!
自分の心のままに!!
逃げるの?
自分の心のままに?
自分の心のままに 逃げるのですね。
私は、走りました。
今年1番 走りました。
それなのに、後ろにいたヤツも 走ってるじゃないですか。
許せませんよ。
この無礼者めぇ〜!!
私と一緒に走れるのは、私より5年以上長く生きている人間だけなのに。。。。
絶対に 負けたくなひ。
今まで私の事を いじめたヤツかと 思うと、
絶対に 負けちゃいけないんです。
ヤツを見返してやる ドデカイ勝負なんですから。
でも、ちょっとヨコ腹が 痛くなってきたけど。。。。
まぁ イイ感じ。
しかし、いくら走っても でんでん ヤツとの距離が 縮まらなひ。
縮まるどころか なんと抜かされてしまったのです。
んげーーっ!!
亀子 「あみ先輩!! 何で逃げるんですか? はぁはぁ」
あみ 「亀子が追いかけるからでしょ!? はぁはぁ」
亀子 「あみ先輩 相変わらず 足 遅いですね。 はぁはぁ」
(゜□゜*) はに!?
あぁ もうおしまひぃ〜!!
亀子に 負けるようじゃ。。。
この世の 終わりだもにょ〜!!
あみ 「亀子 泣いてなかった?」
あっ!?
ひまったぁ〜!!
私ってば、亀子の罠にまんまと ハマってしまったカモです。
亀子 「実はですねぇ〜。。。」
待て!!
やっぱりですよ。
私ってば、いつもこうなんです。
亀子に言うチャンスを 自ら作っちゃいましたよ。
ホント私ってば おバカの上の オバカッチョ!!
こんな私が 憎くて たまらなひ。
あみ 「言わなくてもイイよ。」
亀子 「いえ! 聞いて下さい。」
あみ 「じゃ いいけど。。。。」
亀子 「私の両親 近いうちに 離婚するんです。」
あみ 「何で?」
亀子 「お母さんの浮気が お父さんにばれちゃって。。。」
あみ 「そりゃ大変じゃん!! 亀子これからどうするの?」
亀子 「お母さんとお母さんの愛人と 3人で暮らしますよ。」
あみ 「お父さんは?」
亀子 「ひとりです。」
あみ 「お父さん 悪くないのに?」
亀子 「お父さん借金だらけで ビンボーなんですよ。 はっきり言っちゃって使えないんです。
毎日 取り立て屋は 来るし。。。 自分の内臓 売ろうか 悩んじゃってるくらい ですから。」
あみ 「お父さんを助けてあげなくてイイの?」
亀子 「いやですよ。お父さんとだったらボロアパート暮らしになるだろし。。。
お母さんとだったら、新築のマンションに住めるんですよ。」
あみ 「だけど、お父さんが カワイソウだと思わないの?」
亀子 「まぁ 少しは思うけど、これもお父さんの 運命ですから。 これからのお父さんは、底のない闇に 堕ちていくだけですから。 お父さんと一緒に暮らす意味は、ないんですよ。 お母さんは、お金もってるから 贅沢ができるし。」
あみ 「じゃ何で さっき泣いてたの?」
亀子 「早くこの事を、誰かに話したくて。。。 さっきのは、嬉し泣きって言うんですか? だって、笑いが止まらないんだモノ ぶっひっひっひ〜!!」
神様!! どうかコイツを カエルにして下さい。
そして、誰かに踏まれちゃって ペッタンコにしちゃって下さい。
|