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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年03月17日(木)
呪いのノート。




もしもあの日 髪型が 変じゃなかったらと。。。

彼女は、思った。

言葉にできない あの屈辱。


もしもあの日に 戻れる事ができるなら

いつもの 私でいられたのに。。。。







でも ダメなんです。

髪型じゃないですから。

あなたの その身体みたいですよ。

なんか解らないけど あり得ない 臭いみたいですよ。











朝 みおとお喋りしていると、ことみが来て こんな事を言うのです。

ことみ 「ねぇ クラスで打ち上げパーティしない!?」










これって クラス全員だと思いますよね。

だけど、違うんです。









中心になってメンバーを集めているのが、ことみと岡田君なので

自分達の嫌いなヤツは、入れてないんです。






当然デブの惠美は、入ってませんでした。








惠美 「ねぇ 大野さん 何だって?」


あみ 「別に たいした話しじゃ ないよ。」






惠美 「ねぇ 私の悪口 言ってたでしょ?」


みお 「言ってないよ。」






惠美 「じゃ何の話し だったの?」


あみ 「昨日のテレビの 話しだったっけかなぁ〜!?」






惠美 「嘘!! 絶対嘘でしょ!?
    私がデブだとか、今日の髪型が変だとかさ
    言ってたんじゃないの?」





みお 「じゃ そうだと 思ってればいいじゃん!!」


惠美 「えぇ〜〜!!やっぱし そーなんだ!!
    ねぇ 今日の髪型 やっぱし変かなぁ〜?」





あみ 「別に気にする事ないよ。」


惠美 「気になるよ〜!!」





みお 「うるせぇ〜な!! あっち行けよ!!」












ぶっとびー!!








みおってば、いくら惠美だからってさ

ちょっと ひどくない?

でも ちょっぴり いかすカモ。











だが しかし。。。





この惠美と言う女が 侮れない。

おとなしく 見えるけど。

馬鹿にしちゃ いけないんです。





何たって、呪いのノートを 持っているんですから。








いつも 呪いのノートを 宝物のように 持ち歩いているのですから。

いつ、何処で、誰に、どのような事を されたとか

復讐は、どのように してやるかとか

そして、実行すべき日は、いつにするかとか





いちいちノートに 書いちゃってるのを

私は、知っているのです。


超・激 知っているのです。











あみ 「みお! 惠美を怒らせると マジ・やばぁいよ。」


みお 「何が?」








あみ 「惠美は、いつも呪いのノートを 書いているんだよ。」


みお 「何それ?」








あみ 「嫌な事があると、呪いのノートに書いて 絶対に忘れないの。
    そして、復讐は、相手が忘れた頃に絶対にするんだよ。」


みお 「へぇ〜! マジ・やばぁいじゃん!!」







あみ 「きっと 呪いのノートに みおの事かいたよ。
    惠美に 復讐されるよ。」


みお 「じゃさ 後でそっと見ちゃおうよ。」









で、









惠美がトイレに行ってる間に、机の中に入っている 呪いのノートを開いたのです。














どびっくり〜〜!!








3月17日(木)くもり のち 雨が降ったり やんだり



英語の授業で何回も 手を上げているのに先生は、私を1度もあててくれなかった。

だけど、水城さんは、3回も先生にあててもらって、シールを3枚もらっていた。


こんな事は、あっては いけないと思う。

私は、水城さんが、憎い。

憎くて たまらない。



復讐は、1年後の夏。

水城さんの1番大切な物を、取って困らせてやるんだ。













ぬぁんだとーー!!











私の 1番大切な物だとーー!!












私の 1番大切な物が 解んにぇ〜!!

いっぱいあり過ぎて 1番がどうしても 解んにぇ〜!!