みおと 久しぶりに 駅前のたこ焼き屋さんで
たこ焼きじゃない
焼きそばを 食べたのです。
だけど、まだお腹に入るのです。
当然、たこ焼きも 食べまくりたいのです。
みおと半分っ子しない?
と言う事で、たこ焼きを 買ったのです。
全部で8個。
4個ずつに 分ければ 何の問題もないのですが、
おじさんが、頼みもしないのに
1個 おまけして くれたのです。
これで、9個になってしまいました。
おまけの1個は、みおと相談をして
きっちりと 半分子にしようと 約束したのです。
あぁ〜 それなのに みおは、半分どころか、丸ごと1個のまんま
自分の口の中に、ぶち込んじゃったじゃないですか。
あみ 「はにふんの?」
みお 「はにが?」
あみ 「5個食べたよ。」
みお 「うっそ〜!! 全然、気が付かなかったよ。」
ばきゅ〜ん!! ((((;゚Д゚)))
私の存在理由さえ 消えてゆく。。。。
たこ焼きと 私をつなぐモノは、もう何もない。
あんなに愛した たこ焼きは
もう ここには ないのだ。
一体全体、誰がいけないと言うのだ。
おじさんは、親切の心で 1個おまけしてくれただけ。
それを、みおが食っちまっただけの 話しではないか。
元々 なかったと 思えばいいのだ。
しかし、
あったモ〜ン!! σ(´Д`*)
そう 確かにあったのだ。
みごとに、存在していた。
まぁ ここで、みおを 責めた所で
一体 何が生まれると 言うのだ。
憎しみ、恨み、恐ろしいくらいの 真っ黒な絶望。
取り返す事の できない。
どうする事も できない。
喪失感に、脱け殻みたいに なるだけ。
いっそ このまま 死んでしまおうか。
しかし、
たこ焼き ごときに 命を落とすのも馬鹿らしい。
こんなにも、たこ焼きを 愛していたなんて
今頃 気づいたよ。
そんな私は、家に帰った途端
無性にペペロンチーノが、食べたくなったのです。
何故、食べたくなったのかと言うと
そこに、ペペロンチーノがあったから 。
だけど私は、ペペロンチーノが 大っ嫌い!!
焼きそばとたこ焼きを 食べたばかりで
お腹が、いっぱいだけど。
傷ついた私の心を 癒してくれるのは
ペペロンチーノだけ。
ペペロンチーノこそ、私の味方なのだ。
そして、食べてみたのです。
なに このゲロ まずいの??
あり得ないよ この 唐辛子みたいな赤いヤツ。
やっぱ 大っ嫌い!!
やっぱさ たこ焼きの方がいいよ。
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