むっさ苦しい 午後の教室で めっちゃ見苦しい 小宮君が、
突然 こんな事を 言うんです。
小宮 「水城。今さ、宮川が 誰と付き合ってるか 知ってるか?」
あみ 「知らない。」
小宮 「なんだ 知らねぇ〜のか? んじゃ ヒント出すよ。 サッカー部だよ。」
あみ 「解んない。」
小宮 「何だよ 解んねぇ〜の? んじゃ またヒントだすよ。」
あみ 「いいよ。 出さなくても。」
小宮 「何で?」
あみ 「知りたくないから。」
小宮 「何で 知りたくないんだよ?」
あみ 「だって、興味ないもん。」
小宮 「ホントかよ!? 何だよ 水城 そんなことじゃ ダメぢゃんよ。 何にでも 興味を持たないと 頭が 早く老化しちゃうって 死んだ じぃさんが 言ってたぜ!!」
あみ 「だって、宮川さんの彼を 知った所で、何の得に なるって言うの?」
小宮 「なるさ。いつか。」
あみ 「何の得? いつかって いつ?」
小宮 「う〜ん。例えばさ ここに、大きな箱が あるとするだろ? この中に何が 入っているんだろ?と思って開ける人と 興味が なくて、素通りして中を見ない人が いるとするな?
開けたら、宝物が 入っているかも しれないじゃないか。 となると、素通りしてしまった人は、その宝物が 手に 入らないって 訳だよ。 だから、何事も興味を 持つ事は、 大事なんだよ。って死んだじぃさんが、言ってたぞ。」
何言っちゃってんの? ヽ(。_゜)ノ へっ?
他人の物を、無断で 開けたら いけないんだよ。
警察に 逮捕されたら 無期懲役だよ。
だから、『他人の物は、無断で開けては、いけません。』
これは、私のじぃ様の遺言だよ。(まだ死んでないけど。)
あみ 「だけどさ、その箱に オバケが 入っていたら、開けなければ 良かったって 後悔する場合も あるよね?」
小宮 「まぁ そう言う場合も あるな。」
あみ 「じゃさ、興味 もたなくたって いいぢゃん。」
小宮 「それもそうだな。」
あみ 「まぁ〜 一応 聞いておくよ。 宮川さんの彼って 誰よ?」
小宮 「高木だよ。」
あみ 「ふ〜ん。」
小宮 「おいおい 水城!! 誰にも 言うなよ。 秘密だからな!! 約束したぞ!! 言ったら、絶対に 許さないからな!! 俺は、本気で 怒るからな!!」
あのさぁ〜!!
黙っててやるから オゴレ〜ヤ〜〜!!!
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