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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年06月20日(月)
瞳の中の嘘。




けだるい午後の教室で、虫子が 小鼻を 膨らませながら

私に こんな事を 問いかけるのです。






虫子 「あみ先輩。幸せって 何ですか?」




いきなり 何ぬかしてんの? その顔で。


虫子は、見えない何かを つかもうと しているのだろうか。








あみ 「ジミーに振られたの?」


虫子 「違いますよ。
    実は昨日、ジミーが 鼻の穴を かいてたら、
    気持ち良くなっちゃって眠っちゃったんです。
    その時、思ったんです。 これで、いいのかと。」




あみ 「何が?」


虫子 「こんな男が、私の彼で いいのかと。」






あみ 「いいよ。」


虫子 「いいんですか?」





あみ 「うん。いいよ。 何も 問題ないぢゃん。」


虫子 「だけど、バカみたいじゃないですか?」








(゜□゜*) ナニーッ!!






今更 バカみたいじゃないですか?ってナニよ?

いいですか、ジミーは、最初から バカだったでしょ?

昨日・今日始まった バカじゃありませんよ。

筋金入りの バカですよ。





虫子が、こんな 恐ろしい事を ぬかす日が

まさか やって来るとは、思ってもみませんでした。

ホント 驚きました。


あぁ〜 どびっくり。






あみ 「バカは、嫌いなの?」


虫子 「あみ先輩!? ジミーは、バカじゃないですよ。
    ちょっと、バカっぽいだけですから。」





あみ 「あれ? そーだっけ?
    ずっと、バカじゃりNo1だと思ってたよ。」


虫子 「んもう!! あみ先輩ったら 冗談ばっか! あはっ!!
    
    それで、ジミーったら 私にまだ キスしか しないんですよ。
    おかしくないですか?

    もう そろそろ BとかCに 発展しても いい頃なのに
    他に、好きな人が できちゃったのかも。
    あぁ〜とっても しんぱぁ〜い!!!」






あみ 「それは、心配しなくても いいよ。」


虫子 「何でですか?」




あみ 「だって、ジミーだから。」


虫子 「あみ先輩。ジミーを 侮ってませんか?」




あみ 「えっ!? 侮る?」


虫子 「ジミーは、超・モテ男なんでよ。」




あみ 「うっそ!?」


虫子 「実は、いっぱい ライバルが いたんです。
    だけど私は、数々の 汚い手を使って、ジミーを 私のモノに
    して来たんです。

    それは、並大抵の 努力では、なかったです。




あみ 「そーなの?」


虫子 「そーなんです。 もう あんな事は、けして したくないんです。

    もう あんな事
    もう あんな事
    もう あんな事。。。」




あみ 「どんな事?」


虫子 「えぇ〜 話すんですか?」



あみ 「うん。 是非 聞かせて!?」


虫子 「実はですね。



    あっ! いっけなぁ〜い。
    もう こんな時間!? 早く帰らないと。

    じゃ あみ先輩 お先に 失礼します。」 (テケテケテケ)








嘘だな。

でったい 嘘だな。



誰もいないけど、満場一致で 決まりだな☆