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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年12月05日(月)
12月の愚か者。




放課後の ざわめきの中、私は胸の奥に

小さくよぎる 何かを感じた。




胸騒ぎ 確かな予感。

誰かが、私を呼んでいる。

誰かが、私に近づいて来る。





亀子 「あみ先輩!!」

あみ 「うあぁぁぁ〜〜!!!ビックリしたぁ〜!!!
     突然そんな不気味な 顔 見せないでよ!!ビックリして 死ぬかと思ったよ。」




亀子 「エヘッ。じみません。この前の事、どーしても 謝りたくて 待ち伏せしてました。」

あみ 「いいよもう そんな事、怒ってないから 安心していいよ、そのかわり2度と、
     私の前に 現れないでね。待ち伏せも もうしないでね。」




亀子 「ごめんなさい。」(土下座。)



いきなり 何やってんの?

みんながいる前で 土下座なんて、嫌がらせ?

これじゃまるで私が、後輩を いじめてるみたいぢゃん。





あみ 「亀子。もういいから、土下座なんて 止めなよ。」

亀子 「いいえ、あみ先輩が 許してくれるまで、止めません。」




あみ 「あっそっ! じゃここに ずっといれば!?私は帰るから。」






亀子 「あみ先輩!!許してください!!!!


         
   お願いしま〜〜す!!!



   何でもしますから〜〜!!!



   奴隷になりますから〜〜!!!



   わあぁぁぁ〜〜〜!!!!!」







あんだよ。

泣くこたぁ〜〜ないぢゃんよ。 ホント嫌がらせ!?




あみ 「もういいよ、許してあげるから、とっとと帰りな!?」

亀子 「えっ? ホントに許してくれるんですか? グスッ。エヘッ。



あみ 「うん。ホントだよ。だから 早く帰りなさいよ。」

亀子 「ありがとうございます。じゃお礼として、私の元彼を 紹介します。」





あみ 「はに? 亀子の元彼を 紹介するって、どゆ事?」

亀子 「イイ男ですよ。」




あみ 「だから、どゆ事?」

亀子 「すっげぇ〜イイですよ。」




あみ 「何が?」

亀子 「うまいんですよ。」





あみ 「だから何が?」

亀子 「あれに決まってるじゃないですか。」




あみ 「言ってる意味が、解らないよ。」

亀子 「だから、私が2日前まで やりまくってた彼を、あみ先輩に
     紹介するって言ってるんですよ。」



ふざけんな。




あみ 「私には、彼がいるって知ってるでしょ!?
     だから、男なんて 紹介してくれなくてもいいの。」

亀子 「じゃ大澤先輩と もうやったんですか?」




あみ 「やってないけど。」

亀子 「じゃその前に、練習したらどーですか?」






ふざけんな×2



何て事 言うんだよ。

じゃ何て〜の!?



亀子が、やりまくったその元彼の体を、私が味見するって事?

元彼の体に 亀子の温もりを感じまくりながら、その元彼と私がやりまくるって事?





ふざけんな×3


いやだよ。

いやに決まってるぢゃんよ。

何考えてるんだよ、私は亀子と違って 純粋な乙女だよ。

そんな汚らわしい事、できませんわよ。

お嫁に行ったって、できませんわよ。








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もっとやだよ。ばあかーっ!!!