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2006年01月21日(土) |
なかったことにされる、ということ。 |
終わったことをいつまでも引きずるのは潔くなくていやだ。 頭ではそう思っていても、気持ちはなかなかうまく動かせない。
御主人様のお誕生日に花を贈ったけれど、丸一日経った今現在まだ何の連絡もない。 仕事絡みであればお礼のメールくらいはくるだろうし、奴隷と思われていても同様だろう。 どちらでもない私は、もはや御主人様にとっては「存在しないもの」なのかもしれない。
昨夜、気持ちの空虚さに耐えられずEとプレイした。 でも、縛られていくうちに御主人様の縄を思い出して泣けてきた。 Eはおでこにたいそう優しいキスをしてくれて、 「新しい相手ができるまでおばちゃんが遊んでやるから、な?」と頭を撫でた。 さんざん泣いたら、ちょっとすっきりした。
今週末はSamは仕事らしく、泊まりに来れないと連絡があった。 相変わらずおちゃらけたメールの最後に、 「・・・逢えないのは辛いけど、今夜は自分の膝を抱いて眠ります。」
EもSamも、私を大切に思ってくれている。 今の私はずいぶん弱っていて、Samの想いの強さについ折れてしまいそうになる。 乞われ、大切にされる相手にこそ身を任せるべきなのではないのか、と。 ただの弱気なのは判っている。 それでも、なかったことにされるのは、悲しい。心が痛い。
弱いと同時に、貪欲な人間でもあるらしい。
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