過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
いつからかと考えると、たぶん一年くらい前にSamに手ひどく裏切られたのが直接のきっかけで、 私は男性に、というか他人に精神的に頼ることをやめた。
もちろんそれ以前に、実の両親との断絶があり、 一度は結婚した相手との別れがあり、 それぞれに絶望したという地盤もあるにはある。
それでも、その頃はMという性癖と人間性をまだ多少ごっちゃにしていたのだろう。 御主人様であるSamには精神的に依存しても大丈夫だと思っていた。 今考えると、なんの根拠もなかったのだが。
そして、寝耳に水のSamの裏切り。
自分の足で立ってみて、基本的に一人で考え、自分の面倒を自分で見ることが思いのほか快適なことを知った。 身に降りかかる不幸なこと、不運なことも、自分だけで処理するほうが、 他人のせいにして恨み言を口にするよりもはるかにすっきりする。
もちろん、私一人で生きていられるとは思わない。 心配してくれる優しい友人や仕事上の仲間はありがたいことにいてくれて、 お互いに頼ったり頼られたり、甘えたりすることも、過剰にならない程度にはある。
でも、基本的には一人である。 一人で立っていることと、M女であるということは多少矛盾することなのかもしれない。
そんなことを考えていたら、なんとなく徹底的に痛めつけられたくなってきた。 夜になったらSamがやってくる。
生きたダッチワイフ扱いするのも、サンドバックにするのも、Samの自由だ。
でもこれも、結局は私が決めること。 どっちが服従してるのか、わからないな。
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