過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
私にとってのSMの根本は、「拷問」だ。 セックスを知るよりも早く、毎週両親に連れられて通っていた教会で目にした、 磔にされたイエズス・キリストのリアルな像や、 鞭打たれ石礫を投げられる聖書の話を聞いて、 幼心にどきどきしていた。 「自分がされたら、どんな風なんだろう?」
その憧れじみた欲望は、だんだんと性的なものも含みつつ、順調に育ち現在に至る。
先日Eとしたプレイは、テーマがまさに「拷問」だった。 体に負担のかかる吊りばかり。 初めて、「駿河問い」(注)と言われる吊りもやってみた。 思ったほどではなかったけど、背中に体重をかけられるとやはり苦しい。
もともとエロ好きなので、拷問でも性的に興奮するものが望ましい。 その辺は微妙なところで、はっきり線引きできるものでもない。 まったく私の主観であるので、EやSamと意見が分かれることも度々だ。
針やカッティングはOKだけど、爪をはがしたり爪と肉の間に針を刺したりするするのは、やだ。 体や顔を打たれるのはOKだけど、頭をたたかれるのは、やだ。 奴隷扱いはOKだけど、動物扱いは、やだ。
その他いろいろ。
話は全然違うけど、さっき図書館に行く途中の公園に猫がたくさんいた。 暑いせいかみんなお昼寝中。 私も眠くなったので、Samが来るまで昼寝することにしよう。


注:駿河問い (するがどい) は、拷問の一種。後ろにまわした手首と足首をまとめて吊り 上げる。もとは江戸時代駿府奉行が考案したとされる拷問で、背中に石を載せ、縄を捻って 回転させたという。
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