過去の日記
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2006年06月18日(日) サディストの葛藤

なにか果物が食べたいな、と電話で言ったら、
さくらんぼ、パパイヤ、桃、枇杷、を山ほど買ってきたSam。
そんなにたくさん食べられないよ。

いつもそうだ。
たまにコーラが飲みたいな、と思って買ってきてもらうと、必ずでっかいペットボトル。
ケーキなんて頼もうものなら、Samは食べないのに4つも5つも買ってくる。
いくら、少しでいいよ、と言っても無駄なのだ。

それが、Samの愛情表現なのかもしれない。
私を太らせること?
食べ物で満足させること、かな。


プレイの後、例によってでこぼこだらけ、痣だらけになった私のお尻や脚や胸を見て、
「来週は痛いのなしでいこうな。」と、Sam。
「どうして? 鞭とか嫌いになった?」と尋ねると、
「いや、楽しいだけにさ。その時はいいんだけど、終わってからこうして見たら、痛々しくて自己嫌悪になりそうで。」
「何年SMしてるのよ? 今頃になってそんな。」
「若いときはそんなこと思わなかったのにな。年かなぁ。」

そういえば、年配のS男性はあまり鬼畜なことはしなくなるような気もする。
緊縛に凝ったり、エロに走ったり。
私の数少ない経験では、だけど。

でも、まだSamは40代前半。
もう少し頑張ってもらわなければ。
少なくとも、私のこの欲望が枯れるまで。






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苦痛に悲鳴を上げて暴れる私よりも、
快楽に翻弄される私のほうが、Samは好きなのだ。
それはよくわかってるけど、もう少し。


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