過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
週末、Samとのプレイはうまくいかなかった。
セックスも、肉体的な快楽はあるものの、なんだか他人の体みたいで心もとない。 縛られても気持ちが逃げる。 鞭が不快で仕方がない。
そんな私の様子にSamが気づかないはずもなく、 「なんか変だね。どうかした?」と尋ねる。 まだ気持ちも考えもぜんぜん固まっていないのに、 Samに自分の迷いを全部話した。 残酷なことだと思う。
でも、こんな時にSamは絶対、自分から働きかけてはこない。 私の気持ちが決まるのを待つだけだ。 決めるのはいつも私。 自分が変わろうとか、 恋人でも御主人様でもない自分をそのどちらかにしようと努力するとか、 そういうことはしないのがSamだ。
前からわかっている。 だから、私が考え、決め、主導権を握っている限りは、Samとはうまくいくのだろう。 だけど。
確かにSamとのプレイの相性はかなりいい。 しかし、それは4年も5年もかければ多分手に入るもの。 これからその年月をまた一から始める手間と労力さえ惜しまなければ。
それを壊したのはSamで、私が許せないでいるのも、それがもう二度と戻ってはこないものだから。 来週Samに逢うかどうか、まだ決めていない。 結局、それを決めるのも私なのだ。 なんかもう、うんざり。
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