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■ トラウマ
気がつけば、 臆病な人間になっていた。
いつからか、 見られるのが怖いと感じるようになっていた。
いつも誰かに見られているような気がして、 夜もろくに眠れなかった。
誰にも見られないように、 部屋に鍵をとりつけた。 心にも鍵をとりつけた。
部屋の外で、 私を呼んでる声がする。
その声なき声におびえながら、 一日中部屋の中で過ごしていた。
昼も夜も、 日の当たらない真っ暗な部屋の中で、 膝を抱えて震えていた。
今でも、 当時を思い出すと、 恐怖で震えが止まらないのです。
消えない、トラウマ。
2005年12月19日(月)
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