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■ 地の底から
あなたが、遠ざかっていく。
あなたは何も変わらない。 あなたは今でも、 決して色褪せることなく、 輝き続けている。
色を失った私は、 どこまでも堕ちていく。
今、私がいるのは、 地の底の暗がりの中。 そこに光はなく、 朝も昼も夜も、 限りない闇が続くだけ。
どんなに顔を見上げても、 太陽降り注ぐ、 地上のあなたの元には、 届かない。
私は、 光無き者。 力無き者。 慰み無き者。
そんな私に、 あの頃の輝きなど、 欠片もない。
共に過ごし、 笑い合った日々は、 遠い日の幻のよう。
2006年01月26日(木)
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