2005年12月23日(金) |
吉川座長のただの言い訳 |
一昨日は愛媛の石鎚神社の名誉宮司さんの告別式に参列して参りました。 斎場は西条市(シャレではありません)だったんですが、ナビに任せて行こうとするとどうしても瀬戸大橋を渡らそうとする。こっちはしまなみで行くつもりなのに。ナビを無視して走り続けてもUターンばかり。尾道の向島あたりでやっとしまなみにルート変更してくれました!(^^)!高速優先にしたんですが、しまなみは高速と違うんですかね?あれっ?ただの自動車道だった?
昨日もかなりの寒波でしたね。各地では大雪で大変な様子。 幸いこの地はほんの少しの雪ですみましたが。
有識者会議、吉川座長の寄稿後編です。
《小泉内閣メールマガジンより引用》 「皇室典範に関する有識者会議」を終えて・後編 (皇室典範に関する有識者会議座長 吉川弘之) ・・・そこで、私たちは、憲法に戻り、その範囲内で可能な方法を探ると いう方法をとることとした。そうして、明治及び現行の皇室典範についての 検討の経過も追う中で到達したのが、女子や女系の皇族への皇位継承資格の 拡大である。(前編の末尾を引用) 世襲による象徴天皇の制度は、古来の伝統を基礎としながら、戦後、昭和 天皇や今上陛下をはじめ、皇族の方々が、国民とともに、というお考えに立 たれ、ご公務や各種のご活動にたいへんなご努力を重ねてこられたことの賜 物である。 これを、将来の世代に安定的に引き継いでいくことがなによりも大切だと いう考え方に立ったとき、資格の拡大が必要であり、また、望ましいという結論に達したものである。 その内容については報告書に詳述したが、私にとって、それがある意味で は明治以来の長い検討の末に到達したものだと理解はしつつも、古来の歴史 の変更であるという意味で、言葉には言い表せないほどの自問自答を繰り返 した末の提案だった。他の委員も同じ思いであったと思う。 歴史にできるだけ忠実という条件と、未来を含めて国民の広範な支持を得 るという条件とを、同時に満たすという困難な条件を突きつけられた我々現 代人にとっては、避けることのできない自問自答であった。 しかも、私たちは、特定の思想を前提にしない、その意味で中立的な立場 で検討するという条件を自らに課していたので、ときに重苦しささえ感じる こともあった。 有識者会議の提案の方向が固まるにつれ、各方面から、様々な思想や歴史観を背景とするご意見をいただいた。それらに個別にお答えすることはできなかったが、このような検討の態度をとったことはぜひご理解をいただきたいと思う。 各会議の終了後には、毎回、原則として時間制限なしに記者会見を行った。 率直に言って、これは、私にとっては大変疲れるものであったが、会議の様 子をお伝えする上で必要なものであり、また、結果として非常に有意義なも のであった。 私としては、この記者会見の場で、皇位継承に関連する個別の問題を一つ 一つ検討しつつ、それら相互の関連を究明することを通してのみ、中立的な 提案を行うことができるということを繰り返し述べてきたつもりである。 有識者会議の結論は、すべて報告書に書かれていて、ここに繰り返すこと はしない。私たちとしては、その結論が、象徴天皇の制度を安定的に将来に引き継ぐうえで最善のものと考えている。 もとより、今後、国会等でもさらに多様な角度から議論が尽くされること となろうが、できるだけ早期に安定的な皇位継承制度が定められること、そ のために私たちの検討が役立つことを心から期待する。 《引用終了》
何だかただの言い訳って感じですね。 ・・・私たちは中立ですよ・・・ ・・・いろんな意見を戴き、これには検討の態度をとりましたよ・・・ ・・・記者会見だって大変疲れるんですよ・・・ ・・・最善の結論を出すには言葉に言い表せないほど苦労した・・・ ・・・国会等で更に議論があるでしょう・・・ 「私たちの検討が役立つことを心から期待する。」もちろん役立ちますよ。これではやっぱりだめだってことを確認するために。
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