製作年 1943年(昭18) 製作国 日本 監督 成瀬巳喜男 原作 泉鏡花 出演 花柳章太郎 山田五十鈴
【あらすじ】
能の家元である恩地源三郎の養子、恩地喜多八は巡業先の伊勢で 謡の名手と自ら吹聴する宋山なる老人の存在を聞きつける。 化けの皮をはがすべく宋山に辱めを与えた喜多八だったが 宋山はその屈辱から自害してしまう。 そのことを知った父源三郎は、喜多八を恩地家から勘当し 今後一切謡を謡うことを禁ずるのであった。 流浪の旅に出た喜多八は、旅の途中に宋山の娘お袖と出会い・・・
主人公の喜多八(花柳章太郎)のしもぶくれっぷりが
ガキデカとオーバーラップして仕方ありませんでした。
知らないもんの強みで言っちゃいましたが(笑)
構図が平面的で、すごく息苦しさというか閉塞感を感じました。
成瀬巳喜男監督の特徴なのでしょうか?
他の作品を見たことがないのでよく分からないのですが。
ラストシーンの謡と舞。芸に生きる姿に心が打たれます。
山田五十鈴が芸鼓姿がとてもかわいかったです。
必殺仕置き人と同一人物には思えない・・(・_・)
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