おうち鑑賞

2005年10月24日(月) 『歌行灯』

 

 製作年 1943年(昭18)
 製作国 日本
 監督  成瀬巳喜男
 原作  泉鏡花
 出演  花柳章太郎
      山田五十鈴


 【あらすじ】

 能の家元である恩地源三郎の養子、恩地喜多八は巡業先の伊勢で
 謡の名手と自ら吹聴する宋山なる老人の存在を聞きつける。
 化けの皮をはがすべく宋山に辱めを与えた喜多八だったが
 宋山はその屈辱から自害してしまう。
 そのことを知った父源三郎は、喜多八を恩地家から勘当し
 今後一切謡を謡うことを禁ずるのであった。
 流浪の旅に出た喜多八は、旅の途中に宋山の娘お袖と出会い・・・





 
 主人公の喜多八(花柳章太郎)のしもぶくれっぷりが

 ガキデカとオーバーラップして仕方ありませんでした。

 知らないもんの強みで言っちゃいましたが(笑)



 構図が平面的で、すごく息苦しさというか閉塞感を感じました。

 成瀬巳喜男監督の特徴なのでしょうか?

 他の作品を見たことがないのでよく分からないのですが。



 ラストシーンの謡と舞。芸に生きる姿に心が打たれます。

 山田五十鈴が芸鼓姿がとてもかわいかったです。

 必殺仕置き人と同一人物には思えない・・(・_・)


 
 
 


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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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