2010年09月17日(金) |
『スタンド・バイ・ミー』 |
『スタンド・バイ・ミー』Stand by Me 1986年 ロブ・ライナー監督
何年ぶの再見になるのか記憶にないくらい久方ぶりに見る。
ほとんど初見感覚で見る。
『マイ・プライベート・アイダホ』のリバー・フェニックスを知ったことが
この作品を再見しようと思ったきっかけだ。
この作品当時、リバー・フェニックスは15歳くらいだろうか?
語弊のある言い方になってしまうかもしれないが
本人が好むと好まざるにかかわらず
無自覚に放たれている芳香というか、セクシャルな魅力が
リバー・フェニックスの個性の一部になっていると思う。
ホントに魅力的だと思う。
つくづくリバー・フェニックスの23歳以降の作品も見たい
衝動にかられてしまって、悔しさと腹立たしさまでもがこみ上げてきた。
15歳前後の俳優だけで、ひとつの作品を成立させている
ハリウッドってなんて層が厚いんだろうと、
何だか作品から一歩引いた見方をしてた。
物語的には『普通の人々』とオーバーラップするところがあった。
『普通の人々』は胸に刺さったが(苦しいほどに)
この作品に対しては、どこかワンクッションある受け方だった。
製作年を改めて確認してちょっと驚いた。
もう少し以前の作品のような気がしていたからだ。
自分の中の何かと無意識にダブらせていたのだろうか?
もうちょっと丁寧に見直したい気分。
時間を置いて再見する。
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