2010年09月29日(水) |
『恋におちたシェイクスピア』 再見 |
『恋におちたシェークスピア』Shakespeare in Love 1998年/英=米 ジョン・マッデン監督
製作年に近い頃に一度見ているはず。
ずいぶん前にダビングしたビデオを見る。
『エマ』のグウィネス・パルトロウつながりで再見したくなったのだ。
ディティールの記憶はほとんどなくなっていたが
作りの豪勢さに反比例して乗り切れず見た、という記憶はある。
やっぱり印象はほとんど変わらなかった。
グウィネス・パルトロウ演じるお嬢様とシェイクスピアが
激しい恋に落ちていくシーンが重ねられていく。
グウィネス・パルトロウもシェイクスピアを演じたジョセフ・ファインズ
という俳優さんも下手くそとは思わないが
恋する二人の状況がそれなりの形になって見えてはいるのに
全然感情に響いてこない。
シェイクスピアを演じたジョセフ・ファインズという俳優さんに
乗り切れなった個人的な好みの問題なのだろうか?
だがしかし、アレがシェイクスピア見えるか?
シェイクスピアというよりクイーンのボーカルの人みたいではないか。
シェイクスピアに造詣が深いわけでもなんでもないが何か違う気がする。
それと『エマ』で上手いと思ったグウィネス・パウトロウは
演技の幅があるタイプの女優さんではないんだな。
どちらかというとスター性で引っ張るタイプだったんだ。
作品の中で一番感情移入出来た箇所は劇中劇の場面だった。
芝居系の作品を見るといつも「ガラスの仮面」がオーバーラップする。
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