2011年01月05日(水) |
『プリシラ』CD 『高慢と偏見』 |
大好きな映画『プリシラ』のサントラCDを
(お正月映画DVDと一緒に)やっと購入した。
アマゾンの価格は、マーケットプレイスで販売されている価格と
倍以上違っていたので、ずっと躊躇していたのだ。
しかし、送付元がイギリスだのアメリカだの
カナダだの海外ばかりなのでややこしそうだ。
(万が一の時はどうするのだ?)
精神的な価値を優先してやっぱりアマゾンで購入。
19曲全ての曲が超キュートで超ラブリー!
映画のシーンとオーバーラップして胸が熱くなる。
ホントに買ってよかった!
心からそう思う。ヘビロテ、ヘビロテ。
『高慢と偏見』Pride and Prejudice 1995年 イギリスBBC制作
ジェイン・オースティンの原作を未読なこと、
見る前の期待値が高かったこと、
あと自分の中のベクトルの向きが違っていた?
それらが要因かもしれない。
佳作であるとは思ったが、アマゾンにつらなるレビューのように
狂喜乱舞?それほどまで熱狂する感覚にはならなかった。
むしろ先に見ていた『プライドと偏見』の良さを再認識したくらいだった。
これは原作を未読なことと関係しているかもしれないが、
『高慢と偏見』でエリザベスを演じたジェニファー・イーリーより
『プライドと偏見』のキーナ・ナイトレイのエリザベスの方が
断然魅力的に思えたし、ダーシーを演じたマシュー・マクファデンという男優さんも
コリン・ファースと比べても(意外だが)遜色ない演技だったと思える。
あとエリザベスの母親も映画版の方が好感が持てる。
BBC版の母親は見ていると魅力を感じるより先に癇が立ってくる。
つまり映画の登場人物全般、キャラクターの魅力を再認識した格好だ。
それに、約2時間の尺の中に上手く構成してあったのだなあとも
(よくわかっていないなりなのだが)思う。
ただひとつ、映画版とBBCテレビ版に共通していたのは
ジェーン(エリザベスのお姉さん)が「すごい美人」という設定なのだけど
どちらもその説明台詞にすがって見た、というところ。
時間を置いて再見する。
BBC版『高慢と偏見』を見た時は、自分の中の「見たいベクトル」の方向が
先に書いたように違う方に向いていたと思う。
再見で感じ方が変化するかもしれない。
コリン・ファースとジェニファー・イーリー、良くも悪くも安定感を通り越しているような。
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