ギクの日記
ぼちぼち書いております
2007年08月13日(月)  自然

生まれてからずっと、都会に住んでいて
汚れた生活を続けてきたからだろうか。
自然を見て、美しいと感じた男。Gikuです。(金沢から更新)

ひとえにそんな感情を抱くのも
自然から孤立してきた生活をおくっていた証拠だ。
都会暮らしを続けていると、草花や木々なんか眺めても
ちっとも自然のありがたみなど感じず
むしろ通行の妨げだ、と感じてしまう。
それほどまで、仕事に追われ、心身ともにゆとりはなく
暇を持て余している余裕などなかったからだ。


だから、たまにはいいもんだ。
自然に囲まれたスローライフをおくるのも。


暇つぶしに、のんびりと歩きながら
クヌギの木から出る甘い樹液を求め集まる、虫たちを観察していると。
別々の種類の虫なのに、互いに争うことなく
上手に樹液を吸っている姿を垣間見た。
弱肉強食の自然界において、考えられない行動だ。っと最初は思った。
けど、何回か同じ光景を見ていて、気がついた!
虫たちは本来、自分たちが食べる分、以外の無益な殺生はしないのだ。
つまり人間以上に虫たちは平和を築いているのだ。

昼間は、セミやカエルなどが、ガヤガヤと騒がしいが、
夜になると、音がしない静けさとは違った静けさがある。
自然に触れ合うことで、そういった新たな発見をしていくのも楽しい。


年がら年中、四方八方にコンクリートが立ち並ぶ生活を続けていたら

『心が疲れてしまう』

心が疲れてしまうと、ストレスが溜まったり、イライラが募ったりして
見えるものも、何も見えてこないし、何も感じることができなくなる。

そういった時に、都会から離れ、自然でも眺め、一息ついて。
のんびり、ぼんやり、ゆったり、まったり。と夏を過ごすのもいいもんだ。


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