生まれてからずっと、都会に住んでいて 汚れた生活を続けてきたからだろうか。 自然を見て、美しいと感じた男。Gikuです。(金沢から更新)
ひとえにそんな感情を抱くのも 自然から孤立してきた生活をおくっていた証拠だ。 都会暮らしを続けていると、草花や木々なんか眺めても ちっとも自然のありがたみなど感じず むしろ通行の妨げだ、と感じてしまう。 それほどまで、仕事に追われ、心身ともにゆとりはなく 暇を持て余している余裕などなかったからだ。
だから、たまにはいいもんだ。 自然に囲まれたスローライフをおくるのも。
暇つぶしに、のんびりと歩きながら クヌギの木から出る甘い樹液を求め集まる、虫たちを観察していると。 別々の種類の虫なのに、互いに争うことなく 上手に樹液を吸っている姿を垣間見た。 弱肉強食の自然界において、考えられない行動だ。っと最初は思った。 けど、何回か同じ光景を見ていて、気がついた! 虫たちは本来、自分たちが食べる分、以外の無益な殺生はしないのだ。 つまり人間以上に虫たちは平和を築いているのだ。
昼間は、セミやカエルなどが、ガヤガヤと騒がしいが、 夜になると、音がしない静けさとは違った静けさがある。 自然に触れ合うことで、そういった新たな発見をしていくのも楽しい。
年がら年中、四方八方にコンクリートが立ち並ぶ生活を続けていたら
『心が疲れてしまう』
心が疲れてしまうと、ストレスが溜まったり、イライラが募ったりして 見えるものも、何も見えてこないし、何も感じることができなくなる。
そういった時に、都会から離れ、自然でも眺め、一息ついて。 のんびり、ぼんやり、ゆったり、まったり。と夏を過ごすのもいいもんだ。
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