| 2007年11月28日(水) |
商いとしての “ラベル” |
突然で突拍子のないことだが スーパーにある商品を買い物に行ったときの事を、考えてみて下さい。 同じ品物を買う場合、どのメーカーのものにするか迷った時に 何を基準にして選んでいますか?
価格(より安いもの) 知名度(よく売れているもの) 品質(より質の高いもの)
などが判断の基準になるのではないでしょうか。 いくら価格が安くても品物の質が悪ければ、まず選ばないでしょう。 しかし、品質の良し悪しは、実際にその品物を使ったり 食べてみたりしてみなければ、判断の仕様がないはずです。 では、どのようにして、その品物の品質を判断したらよいのでしょうか。
その時に決め手となるのが、品物の知名度の顔とも取れる“ラベル”です。 ラベルは単にその品物に貼られた札のように思われますが 実際には、長い年月に間に培われた そのメーカーのその品物に対する信頼度、信用などがすべて このラベルに込められているのです。 ですから、どのメーカーもラベル価値を高め、消費者の信頼を得るため 常に努力を心がけているのです。
それなのに、そのラベルの価値を落とすような偽装事件が発覚し 今年になってから次々と芋ズルのようにあらわになってきている。
一度、悪いラベルが付いてしまうと、 それを払拭するためには、かなり時間と手間を要することになる。 そんなことは誰よりも一番よくわかっているはずの食品業界なのに 商いとしてのモラルというものが欠落しているのか 事業拡大の利益のために、平然と偽造に手を染めるのはいかがなものか。 周囲から信頼信用を奪うような行為だけはしてほしくないと願う。
【追記】 マジメな文章、第三弾です。 旬の話題を何か書こうと思って書いてみたものの なんか反感を買いそうな文章に仕上がってしまった。
それにどうも、うまくまとめられていない感が漂う。 原因は最後の一行にあるな。 なんかこう、ガッーンとスパイスの利いた最後の一行が書ければ うまくまとまっていたように思える。 ただの自惚れかも知れないが・・・。
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