フットサルをしてきました。 それも大会。
と、いっても大きな大会ではなく ビギナーズクラスの小さな大会なので 優勝したところでTシャツ程度の賞品しか貰えません。 モチベーションはやや下がるが、普段いいところがまったくない僕とっては 日頃から待ち望んでいた絶好の見せ場だ。
なんせ、サッカーは幼稚園年長から高校三年までの13年間もプレーしてきた。 いくらサッカーの才能のない僕でも素人よりは絶対にウマイと断言できる。 人に誇れる部分が圧倒的に少ない僕にとっては、こういうところで活躍したい。
「10分あれば、5点は余裕に決められますね。」
常に発言が後ろ向きな僕にでも、こんなことが言えたりする。
が! いざ試合が始まると・・・とんでもないことに。 「あれ、こんなはずじゃない」の連発だ。 相手への絶好のパス、小学生でもトラップできるようなボールをはじく ゴールポストの遥か上を狙ったかのようなシュート、壁にも劣るディフェンス。
「ヒドイ、ヒドイ、あんまりだぁ〜〜〜。」
いくら8年間のブランクがあったとしても ここまで技術が落ちるものなのか。 味方からは「本当に13年間もサッカーしてたんですか?」 的な疑いまなざしで睨まれる。 そして、何一つできないまま交代が告げられる。
ファンタジスタと呼ばれていたあの頃の面影は一切なし。
結局、大した活躍もできぬまま大会は終了した。 チームは優勝しTシャツをゲットしましたけど、なんとなく複雑な気持ちです。
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