極端なつぶやき
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2006年06月10日(土) 合気する

合気道やってます。
5月から始めたばかり。
めちゃ面白くて勉強になります。

始めた目的は、体力作りと気を読めるようになること。
気でコミュニケーションできるようになること。

1ヶ月やってみて、私の狙いは間違ってなかったとの確信が生まれています。

合気道の合気は、まさに気を合わせることだと思います。

今練習しているのは受身です。
受身、相手に投げられたとき、相手の側の膝を床につくという単純な動きですが、これが奥が深い。

投げられるのを怖がっていると、相手が投げる前に自分から倒れてしまいます。
それは、相手にもすぐ伝わります。

気が通わないといけません。
相手を信頼しないといけません。

人間不信。
他人が自分をどう見ているかを考えず、自分の世界を作って生きてきた私には、すごいチャレンジです。
(あの時は、それが最高の選択でした。)

今日は、気の合いそうな先輩にお願いして、自主練習として何回も投げてもらいました。
「脱力して、相手の力を感じて。」
「そうそう、今の受身はよかったね。」
たくさんの注目をもらいながら、まだ数回しか組んだことのない先輩に指導してもらいます。
こんな関わりが持てるなんて、本当にうれしいことです。

暴力被害を受けた私がよくここまで回復したと思います。

気の合わない人もいます。
私もまだまだ始めたばかりで、技のかけ方が全然上手くなくて、力任せにやろうとするところがあり、それが気に入らなかったらしいです。

私にイライラする相手。
私が腕を握って、技をかけようとすると、首を振って動いてくれません。
「焦らない方がいいですよ。落ち着いてやってください。」
「それは余計な動きだからしない方がいいですよ。」
「そこで一度きってから技をかけて。」
萎縮する私。
気が反発し合います。
お互いを受け止めあえず、受け止めてもらうことを求め合うばかり。

後味悪かった。
いつもお稽古が終わった後、みんなで挨拶し合ってから、道場を掃除して、帰るのですが、挨拶もしないで帰った様子。
きっと、時間がなくて焦っていたのだと思います。
他の人と組んでいる時の動きも荒かったし。
焦っていたのは、彼も同じだったんだと思います。
焦りの2乗だったのね。

そんな嫌な気持ちも、また勉強です。


betty1102 |MAIL