d a y s*
photo & text by tomoko

* 2002年12月31日(火)
 ねぇ。


あなたはあたしの何を見てたんでしょうか。
何を望んでいたんだろう。
わかっていたつもりだったけど、
つもりに過ぎなかったのかも、と、
最近思い始めています。
あなたが口にしたたくさんの言葉が、
あたしが本当は欲しくないものなのかもしれない、
なんて、思うことはなかったのでしょうか。
本当に笑って聞き入れていると思っていたのでしょうか。
思っているのかもね?

なんにも知りたくありませんでした。
聞きたくなかったです。

あたしが、
あのひとのことを口にしなくなったその理由に、
あなたは気づかなかったのでしょうね。

あなた、というひとを好きになっていたので、
形成してるすべてを、
ちゃんと逃げないで受け止めてあげたかったけれど、
その自信がもうあんまりありません。
なぜなら、あなた自身はそんなことを望んでいないのだってことを、
なんとなくだけど理解したからです。

あたしのことがまっすぐ見れないのなら離れて。
あたしも見送ります。忘れてみせます。全部。
うわべだけのつきあいは出来ない。
そうやって何度も告げたこの言葉さえ、
きっと届いていないのでしょうね。
ちゃんと話したくて待ってみたけど、
もう、年も変わることだし。
あたしも、言いたかった言葉も気持ちも全部、
今年に置いていきます。

あなたのように器用な真似はあたしには出来ません。



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