d a y s*
photo & text by tomoko

* 2003年01月01日(水)
 2003年元旦。『SEX MACHINEGUNS & DASEIN 』in 東京


さて! 1年が始まります。あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしく。

カウントダウンね、行ってきましたよ結局。でも、行って本当によかった。カウントダウンのライブもすごいよかったのですが、それよりもなによりもあたしにとって、人のつきあい方を再確認出来ることがありました。前から分かっていたことだったのに目先のことにとらわれて、自分の信念を失うとこでした。人間関係は、顔を合わせて、言葉を交わしてこそ築かれるもの。そうでしょ。よかった。うじうじした思いを去年ラストに吐き出しておいて。あれはやっぱり去年に置いてきて正解だ。あたしは、自分で深く繋いだ言葉を信じます。自分の感情だけで言葉を吐き出して、ひとに嫌な思いさせるようなことは絶対しないように。そうしたいですね。
で、カウントダウン。スペシャルすぎて何度叫んだやろ。迷った挙げ句でしたが行ってよかったよ。これでハンマーブラックが聴けたらもう言うことも心残りもないです(笑)。楽しかったなぁ久し振りに。いい年になりそうだ。(単純)俺ってセクシ〜♪ イエッスノーイエッスーノー……ははは。そんなライブ感想は下からスタート。

「ゆく年くる年蛇METAL II 〜年中無休〜」
SEX MACHINEGUNS & DASEIN +T.K.O & 一徹
2002.12.31(火)〜2003.01.01(水) 会場:東京/東京ベイN.K.ホール/2階Nブロック10列
OPEN 19:00 START 21:00 出演順/DASEIN → T.K.O. → 一徹 → SEX MACHINEGUNS

■ DASEIN ■─Vo. Ricky/Dr. JOE/G. TAKUYA/B. Geronimo
 蹴りをつけろ/BREAK OFF/金輪際/飛べないから/存在 〜ドラムソロ〜
 555/転手古舞/天下無双/流離人/キ・ミ・ダ・ケ
■ T.K.O. ■─Vo. Rocket BOOWY(Ricky)/G. イカ次郎(KAMEEN)/G. ムニエル君(TAKUYA)/B. ナムサックノイーン(NOISY)/Dr. Tinny Hot(HIMAWARI)
 OP・ANTHEM 〜Loudness Overture〜/LOUDNESS
 BLACK OUT/SCORPIONS
 SWEET LITTLE SISTER/SKID ROW
 TALK DIRTY TO ME/POISON
 LIVIN' ON A PRAYER/BON JOVI
 GLAMOUR GIRL/LADIES ROOM
 WE'RE NOT GONNA TAKE IT/Twisted Sister
■ 一徹 ■─Vo. & G. KOJI(Anchang)/G. KAZU(PANTHER)/B. JUN(Geronimo)/Dr. KOJI(JOE)
 OP・ヤングマン〜YMCA/西城秀樹
 LET IT GO/LOUDNESS
 ACES HIGH/IRON MAIDEN
■ セッション1(カウントダウン) ■
 KISS (SEX MACHINEGUNS全員&DASEIN全員)
■ 一徹 SET LIST ■
 ENTER SANDMAN/METALLICA
 RISING FORCE/Yngwie J. Malmsteen
 KICKSTART MY HEART/MOTLEY CRUE
■ SEX MACHINEGUNS ■─Vo.&G. Anchang/G. C.V.PANTHER/B. NOISY/Dr. C.J.HIMAWARI
 全国大会/暴走ロック/みどりのおばちゃん/Hanabi-la大回転/Illusion city/SCORPION DEATH ROCK
 Secret KILLER/愛こそすべて/S.H.R.〜セクシーヒーローレボリューション〜/桜島
 食べたい舐めたい危険地帯/Fire/Germen Power
《 EN 1 》
 MAGNUM fire/サイレン/SAMURAI WARRIOR
《 EN 2 》
 High Speed SAMURAI/YES or NO
《 EN 3 》
 刺身と山葵/SEX MACHINEGUN/電車道(Vo. HIMAWARI/Dr. JOE)
■ セッション2 ■
 みかんのうた(Vo. KAMEEN/Dr. JOE)
 JAPAN(Vo. RICKY & NOISY/Dr. JOE & HIMAWARI 途中ドラムバトル有)
 ※set ristはtomoちゃんから頂きました。ありがとうv※

行かない、行かないって言ってたのに結局行ったSEX MACHINEGUNS&DASEINのカウントダウンライブ。結果、行ってめちゃくちゃよかった。むしろ行かなかったら多分、後悔の嵐にもみくちゃにされたことでしょう。
ライブ前にイクスピアリのピエール・エルメのサロンで軽くお食事。オーダーはホタテのキッシュとアスパラガスのスープ。キッシュがふかふかでおいしかったよ。スープは本当にアスパラガスー!って感じでした。イクスピアリを歩いてる時にすごい貧血が起きて、同行者には御迷惑をおかけ……心配かけましたι そんな風に万全とは決して言えない体調でのライブだったけどね。マシンガンズのライブが始まってからはそんなのが飛んでくくらい、幸せで楽しくて、ずっと笑っていられた。いいライブでした。

■ DASEIN
前半は記憶なし。後半は周りのザイナーの振つけの完璧度に引きつつもすげーなーと観察。「流離人」のサイリウムがとってもとっても綺麗でした。結果的にはこれが最後のDASEINのライブになってしまいました。

■ SEX MACHINEGUNS
久し振りのハロウィン「INVITATION」でのOP。2年前の新年一発目と同じく「全国大会」で始まったマシンガンズはセットリストでお解りのとおりスペシャルソング大集結でした。懐かしいGALツアーを思い出させる「愛こそすべて」が聴けたのが嬉しかった。
最近ご無沙汰の「Secret KILLER」でのNOISYソロで、ベース上達してるよなぁと思ったり……それを言ったら「illsion」イントロか。初めてPANTHERがきちんと弾ききったので、ああ、頑張ったんやなぁと思ったり。一度聴きたいと思っていた「MAGNUM fire」や、イベント時にしか聴けない「SAMURAI WARRIOR」、ホントにいつ振りなんだよってゆー「YES or NO」。(NOISYは「交通安全〜♪」「後方確認〜♪」、PANTHERは「俺ってセクシ〜♪」「セクシーな俺様〜♪」とか歌ってた。)
そんなワケで、片時の余談も許されない状況だったのであんまりステージ上は見ておりません。どうだったのかもよく覚えてません(笑)。ただ、それだけ、純粋に楽しめたんだよなぁ。という感慨だけが残っております。
HIMAWARIファンとしては一度は聴きたかった曲、「電車道」をやってくれました。ハンドマイクで一生懸命あの早口な曲を熱唱するHIMAWARIがあまりにも必死だったので見守ってしまったんですが。今まで聴いたHIMAWARIの歌の中では一番の出来だったでしょう!! また聴きたいな。無理かな? Anchangがあの曲のドラムをマスターしてくれない限りは。

■ その他
セッションの形をとったカウントダウン後の曲が「KISS」だったんだけど、DASEIN + SEX MACHINEGUNS = 9人なわけでして。ステージ上狭しと跳ね回るフロントの多さに大笑いしてました。「一徹」の途中だったから、ドラムはJOE。楽しそうに叩いてて、そんな姿見れて本当に嬉しかったよ。
マシンガンズ後のセッション2曲のうち「みかんのうた」では、KAMEENがリードボーカル。安定した歌唱力で驚いたり。ずっと聴きたかったJOEのドラムでのみかんで、なんだかきゅ〜んとなってみたり。
もう1曲の「JAPAN」は、一度見てみたかったJOE&HIMAWARIのツインドラムでした。タイプの違う二人が同時に演奏したら音バラバラになるやろなぁ。と思っていたら、交互っぽく叩いてましたわ。そうしていつもだったらギターバトルが繰り広げられる間奏では、ドラムバトル。長い長い戦いでした。二人とも目ぇマジやったしな。って遠くで見てるからどうだか解らんが、とりあえずオーラが緊迫。
JOEはやっぱ上手い、というか、確実なんだよね。言っちゃうと、まるで機械のごとし。手数多いからすんごい細かいことが出来る。対してHIMAWARIって、比べて聴いたら音少ないし飛び抜けた芸があるっていうんでもない。でも、もうマシンガンズの音ってHIMAWARIの音が似合ってるって思いました。大雑把な感じが……って言い方して適切かどうかわかんないけどι ドラムのことって詳しく解らないけど、感覚でそう思ったよ。あたしがHIMAWARIファンだからかもしれないけどね。最後に、エレパッドぼこぼこ鳴らしたJOEに、HIMAWARIは銅鑼で対抗してました(笑)。いいもの見た。やってくれたらな、って思ってたけど、見れると思わなかったから。んで、やっぱHIMAWARIの音、好きだなーって思った。

「T.K.O.」は選曲がマニアック過ぎてよくわからんかったけど、メンバーがキャラ作りしてたのがおもしろかった。Rickyがモロッコ帰り? のおねぇで、NOISYはムエタイ選手。(曲間にドリンク飲んだりマッサージ受けたり/笑)TAKUYAも怪しい外国人だった。KAMEENとHIMAWARIは忘れた。いつもどおりだったかな。

「一徹」は、ラウドが「LET IT GO」だったのが個人的にヒット。微妙なとこ突いてきたなぁって(笑)。インギーでのPANTHERが嬉々としてギターソロやってたのも印象的。あとはモトリー「KICKSTART MY HEART」!大好きな曲なのです。イントロのギター聴いた瞬間にモトリー好きの連れと飛び上がって、最後まで跳ね回ってました。

一環してDASEINのTAKUYAが大穴でした。DASEINの時もT.K.O.の時も、時々アクションやらギターに一番気をとられたのが彼でした。やるじゃんTAKUYA!!(何様だ)で、パンフレットのTAKUYAの尊敬するアーティストを見た瞬間、「お前もかーーーー!!!!」と叫んでました。意外だなぁ。

そんな風に怒濤のごとしカウントダウンライブでした。朝の4時まで(!!)っつー長丁場だったのにも関わらず、時間が気にならない最高のライブでした。またやってくれるといいなって思いました。



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